香港きっての繁華街・尖沙咀エリアにあるお洒落なホテル「HOTEL H:ART」に宿泊した際のレポート。
「ホテル ハート」という少し変わった名前ですが、コンクリートとオーク材で内観・客室が統一されており、スマートかつ落ち着く空間でした。

MTR尖東駅まで徒歩約2分と至便な立地なので、香港観光の拠点としてもぴったりのホテル!
今回はHOTEL H:ARTのアクセス、館内&客室の様子などを紹介していきます。
HOTEL H:ARTへのアクセス
「HOTEL H:ART」は香港でも有数の繁華街である尖沙咀エリアに位置しており、MTRの尖東(East Tsim Sha Tsui)駅が近いことから香港のどこへ行くにも便利な立地。
MTRの尖東駅 N1出口からは徒歩2分と、すぐそばと言って差し支えない距離にあります。
前日に宿泊したホステル「Hop Inn on Carnarvon」も尖沙咀にありましたし、このエリアには高級ホテルからホステルまで宿泊先の選択肢が多くて迷いますね……。
香港のホテル宿泊費は東京と比べても遜色ない(むしろ香港の方が高いくらい?)ので、予算に合わせて宿泊施設を選ぶ余地があるのは、むしろありがたいことかもしれませんが。

ボクもMTRの尖東駅から出て、Google Mapを頼りにHOTEL H:ARTを探しますが、なかなか見つかりません。

駅出口からはすぐのはずなのにおかしいなと思いながら、ホテルがあるはずの通りを行ったり来たり……。
そんな時にふと空を見上げると、ビルの上の方に「客舎」の文字が目に飛び込んできます!
ホテルっぽい雰囲気ではあるけどまさかなと思いつつ、大きくて目立つ「客舎」の看板の真下まで行ってみると……。


ありました!HOTEL H:ARTの入り口です!
通りに出ている巨大な看板と比較するとだいぶ控えめなサインでしたね(笑)
ここで「ハート」の部分が「Hart」であることに気がついて少しびっくり!
今回の予約は海外旅行の定番サイト「Booking.com」を使ったのですが、日本語ページで見ていたので「ホテル ハート」と表示されており、てっきり「Heart」だと思っていました。
ホテルがHart Avenueにあるからなのでしょうね。後でそれを知って納得。
さっそくエレベーターを使ってフロントのあるフロアに向かいます。
館内の様子

エレベーターを降りると正面がフロント&ロビーでした。
壁と床はコンクリートのグレーで統一されており、余計な装飾を取っ払ったスマートな印象。

フロントカウンターも独特なデザインが目を引きますね!
ボクは午前中に着いたのですぐにチェックインはできませんでしたが、先に支払いを済ませ、荷物も預けることが可能です。
フロントの方の対応もデザイン同様にスマートで好印象!
ちなみに日本語は通じませんでしたが、たどたどしい英語でも理解してもらえました。
クレジットカードでの支払いももちろんOKです。

フロントの目の前にあるロビースペースにはPCが2台設置されていました。
無料で飲めるコーヒーも用意されているので、寛ぎながら調べ物ができますね。

午後に戻ってからルームキーを受け取り、客室へ向かいます。
客室はフロント階とその上の数フロアにありました。
客室エリアの廊下もコンクリートとオーク材で統一されたデザインでとってもお洒落!


一面コンクリートなだけでなく、扉までコンクリート打ちという徹底ぶり。
なんとなく秘密基地感があってワクワクしてしまいます!

ただし、コンクリートだからなのか扉はちょっと重い(笑)

照明がやや暗いので分かり辛いですが、ドアノブの上にあるWifiのようなマークのところにルームキーをかざすと開錠されます。
スーペリアダブルに宿泊

今回宿泊したのは9㎡のSuperior Double(スーペリアダブル)です。
東京の中級ホテルと比較するとだいぶ狭いですが、香港では割と一般的なサイズではありますね。
数日前に宿泊した中環(Central)エリアのmini hotel Centralで狭さに耐性がついていたのか、それほど狭いとは感じませんでした。

狭くても枕はたくさん用意されている海外スタイル。
9㎡しかないので、余計に枕がいっぱいあるように見えました。

テレビはベッドの真正面なので、寝ころんだまま見ることができます。

ただし日本語放送はないよう……。

テレビの前にあるカウンターにあれこれ置いてあります。

最近日本のホテルでもちらほら見かけるようになってきた、無料で使用できるスマホ「handy」も置いてありました。
滞在中は自由に持ち出し可能かつデータ使用量の制限もないので、特に海外旅行では使いこなせると便利な一品です。
チェックアウト時には個人情報も削除されるので、心置きなく使えますね。

電話機の横の板を持ち上げると、コンセントやLANソケットがありました。
日本の充電器でもそのまま使えるよう変換プラグも差さっています。

コートを掛けられるハンガーラックもありましたが、下に冷蔵庫があるため、ロングコートはこのようになってしまいました(笑)

ベッドの足元には若干スペースがあり、中型までのスーツケースは置くことができる広さがあります。

ハンガーラックの下には冷蔵庫や無料のアメニティがあります。
冷蔵庫の下にはスリッパが用意されていますが、ボクはチェックアウトまで気がつかず、後でこの写真を見て気がつきました……。

シャワーブース・トイレ・洗面台はいちおう全て独立しています。
若干狭いものの、水圧などは問題なく、使い勝手はよかったです。
それにしても、香港のホテルはどこもシャワーブースがガラス張りな気がしますね……。
今回は3泊ともガラス張りスタイルでした。

洗面台の下にはドライヤーが用意されています。


シャワーはレインタイプもあって使い勝手はよかったですが、水の出し方でちょっと戸惑いました。
上の写真のように、取っ手部分を奥に倒す感じです。

オリジナルのアメニティはシャンプー・コンディショナー・シャワージェル・ボディローションの4種。
いずれも香りもよく、髪がきしむようなこともありませんでした。
HOTEL H:ARTのまとめ

HOTEL H:ARTの特徴は、デザインの美しさと、狭さを感じさせない機能性。
コンクリートとオーク材で館内・客室とも統一されていて、尖沙咀エリアの雑多な感じとは対照的に落ち着く空間でした。
それほど広くはないものの、ビジネス・レジャーどちらの用途でも使い勝手の良い客室で、中長期滞在にも良いかもしれません。

最寄り駅まで徒歩2分というアクセスの良さもポイント大!
一方、マイナスポイントは館内にレストランがないことでしょうか。
とはいえ朝食は外で提供しているお店がたくさんあるので、個人的にはそこまで困ることはありませんでした。
HOTEL H:ARTのまとめ ※ボクの主観での評価です
- ロケーション 場所が分かりづらいが、MTR駅至近の好立地
- サービス スマートな対応、ただしリミテッドサービス
- 満足度 お洒落かつ使い勝手の良い客室、少し価格が高いか…
- 日本語 全く通じないが、簡単な英語がわかればOK
今回の宿泊費……692HKD(約9,500円)
HOTEL H:ARTの基本情報
住所 | 4 Hart Ave, Tsim Sha Tsui |
電話番号 | +852 2991 0000 |
Eメール | info@hotelhart.com |
公式HP | http://www.hotelhart.com/index.html |
IN・OUT | IN 14:00 / OUT 12:00 |
クレジット | VISA / Mastercard / JCB / AMEX / 銀聯カード |
ネット環境 | 館内WiFi無料 |
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