【嵐山展望台】沖縄・名護の絶景心霊スポット?廃墟感漂う穴場展望台の行き方や注意点を紹介

モッシュ

5月末、梅雨ど真ん中の沖縄本島を旅行してきました!

旅程の大半が雨でしたが、最終日だけは晴れてくれたので名護市にある絶景スポット「嵐山展望台」へ。

どこからどう見ても廃墟な展望台ではあるものの、羽地内海や古宇利島を見晴らす絶景は一見の価値あり!

今回は、心霊スポットとしても有名な嵐山展望台のアクセスや費用、営業時間、おすすめポイント&注意点をご紹介していきます。

目次

嵐山展望台へのアクセス

嵐山展望台は、沖縄県名護市の北端に位置しています。

今帰仁村との境にもほど近く、羽地内海を挟んで屋我地島(やがじしま)と対面するような場所です。

国道505号線から山道に入り、高台を登っていくことになるのですが、公共交通手段はありません。

嵐山展望台を観光で訪れる場合、レンタカーが必須だと考えた方が良いでしょう。

立地的には本部町・今帰仁村方面から古宇利島へ向かう道中にあたるので、うまく旅程に組み込めるといいですね!

駐車場

駐車場

嵐山展望台のそばには無料の平面駐車場があります。

正確な台数はわかりませんが、かなり広い敷地のため、まず満車になる心配はないと思います。

トイレ

駐車場のそばには公衆トイレもありますが、衛生面はあまり期待しない方が良い雰囲気……。

営業時間・料金

外観

嵐山展望台は、駐車場とは道路を挟んではす向かいにあります。

写真でも分かる通り、人っ子一人おらず、カーナビがなければ通り過ぎるレベルの廃墟感……。

展望台には24時間無料で登ることができますが、明かりが少ないので夜間に訪れる場合は注意が必要ですね。

モッシュ

特に誰かが管理をしている様子も見受けられませんでしたが、オンシーズンは1階部分が売店になるようです。

廃墟感のある絶景展望台へ

外観

高台にあるということもあって、展望台自体は二階建てとそれほど高さがありません。

正面に見える階段から二階に上がりましょう!

アート

展望台のあちこちには、写真映えするようにとペイントアートがあしらわれています。

展望台からの景色と合わせて、撮影を楽しむことができますね!

モッシュ

アート自体は素敵でしたが、周りのサビや汚れが気になる人もいるかも……。

展望台の上は早い時間だったためか、そもそもそれほど知名度が高くないからか、貸切状態でした。

絶景

こちらが嵐山展望台からの絶景!

沖縄本島と屋我地島に挟まれた羽地内海(はねじないかい)を一望できます!

羽地内海は「沖縄の瀬戸内海」、「沖縄の松島」と呼ばれることもあるそうですが、言われてみれば瀬戸内海っぽい……かも。

絶景

少し高い位置から撮った写真がこちら。

屋我地島の先には、本島から車で行けるリゾート地として人気の古宇利島も見えました。

マップ

展望台にはわかりやすいイラストマップがありました!

嵐山展望台から羽地内海を挟んで屋我地島、そこから古宇利大橋で古宇利島へと繋がっていますね。

モッシュ

マップは展望台入り口付近にあるので、先に見てから登るとより景色を楽しめると思います。

花

素晴らしい景色を除外すると見どころがあるわけではないので、嵐山展望台の滞在時間は15分ほどでした。

モッシュ

ボクは古宇利島のヴィラに泊まった後に嵐山展望台に立ち寄りましたが、滞在時間より移動時間の方がずっと長かった……。

嵐山展望台 行く時の注意点

アート

嵐山展望台へ行く時の注意点

  1. 絶景が見られるのは日中のみ!
  2. 人がほとんどいない穴場スポットなので、女性一人で行くのは危ないかも……
  3. 展望台上は虫が多く、虫除け対策は必須!

嵐山展望台へ行く注意点は三つ!

まず嵐山展望台には、道中も展望台上も明かりがほとんどありません。

また、眺望も自然のものなので、夜間は今回の記事でご紹介した絶景をはっきりと望むことはできないでしょう。

モッシュ

行くのであれば夕方までの明るい時間帯に!

次に、嵐山展望台はガイドブックにもめったに載らない穴場スポットだということです。

「穴場スポットなら空いているからいいじゃない」となりますが、国道から外れた人気(ひとけ)のない場所ということでもあるので、何か事件・事故に巻き込まれても助けを求めることは難しいと感じました。

モッシュ

日中は特に問題ないでしょうが、くれぐれも用心は怠らずに行きましょう!

最後に個人的には一番気になった点が、展望台上や周辺には虫がとても多いこと。

特に暖かい時期は虫除け対策にスプレーなどを準備しておくと安心!

また、展望台の壁面には無数のムカデがくっついていたりと、ビジュアル的にもけっこうインパクトがありました……。

モッシュ

「虫は見るのも嫌だ!」という筋金入りの虫嫌いには向かないスポットかもしれません。

旅先での虫除け対策として、ボクのベストバイは「RANVOO 蚊除けブレスレット」です!

アウトドアでの虫除け対策だと、テントなどに吊るせる電池式のグッズもあったりしますが、移動の度に持ち歩くのは手間……。

RANVOOはブレスレットになっていて、デザインも洗練されているので、旅行中にずっと着けていても気になりません。

最長180日使えるがゆえにややお高めなのがデメリットではあるため、たまにしか旅行はしないという方は使い捨てタイプが良いと思います。

モッシュ

一個数百円から見つけられますし、人気キャラクターをあしらったものも多く、子どもも嫌がることなく着けてくれますよ!

嵐山展望台が心霊スポットとされる訳

「沖縄 嵐山展望台」と検索すると、絶景と同時に心霊現象についても触れているページがたくさんヒットします。

実は、嵐山展望台の近くには「嵐山一家惨殺事件」の現場となった家屋跡が残されており、それが嵐山展望台での心霊現象を引き起こしていると噂されるようになったようです。

1973年3月に発生したこの凄惨な殺人事件のあらましは以下のとおり。

事件当時、嵐山展望台付近の民家には両親と長男の3人が住んでおり、娘は結婚して大阪で暮らしていました。

この娘の夫は家庭内暴力が酷く、それに耐えきれなくなった娘は逃げ出してしまったそうです。

執念深い夫は娘が沖縄の実家に帰ったと思い、嵐山まで追いかけてくるも、彼女の両親が「娘は帰ってきていない」と告げると逆上しました。

包丁で一家を襲い、母親、長男を次々殺害しますが、父親からは激しい抵抗を受けて逃走。

後日、この男は逮捕され、1977年に二人を殺害した罪で極刑に処されてしまいます。

なお、事件当時、娘は本当に沖縄には戻っておらず、大阪のスナックで働いていたのだとか。

執念深い男の勘違いで殺されてしまった母親と長男はさぞ無念だったでしょう……。

モッシュ

嵐山展望台が心霊スポットと呼ばれるのは、母親と長男の霊が今もこの地に残っているからという訳ですね。

女性の霊が見えた、すすり泣きの声が聞こえた、無数の視線を感じたなど、数多くの心霊体験が報告されているスポットでもあるので、興味本位で夜に訪れたりはしないことをおすすめします。

嵐山展望台のまとめ

景色

嵐山展望台は沖縄県名護市にある絶景スポット!

羽地内海や屋我地島、古宇利島までを一望できる絶景が無料で楽しめる上、ガイドブックにもめったに載らない穴場でもあるので、シーズンに関わらず落ち着いて見て回ることができます。

一方で、虫が多く、人があまり立ち寄らない場所でもあるので、事前の対策・用心はしっかりしておきたいところ。

また、付近で事件があったために心霊スポットとしても知られていますが、興味本位で夜に訪れたりはしないほうが賢明でしょう。

モッシュ

展望台からの絶景も夜ではほとんど見えませんしね……。

個人的にはわざわざ目的地にするほどではなく、スケジュールやルートの都合で立ち寄れるなら立ち寄ってみる、くらいのスタンスでいいのかなと思いました。

嵐山展望台のまとめ

  • ロケーション  国道から外れた高台にあり車必須。
  • 一人でも楽しめる?  景色を堪能するのは一人でOK!心霊スポットではあるが……
  • 満足度  無料の絶景穴場だが、沖縄感は薄い。空き時間あれば寄るくらいで十分

嵐山展望台の基本情報

住所〒905-1154 沖縄県名護市呉我1460-2
電話番号0980-53-1212
定休日なし
営業時間24時間
料金無料
駐車場あり(無料)
アクセス沖縄自動車道・許田ICより車で約25分

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