香港は土地が狭く、人口も観光客も多いのでホテルの宿泊代が一般的には高いです。
そんな香港の中環エリアに、衝撃的な狭小客室に泊まれる宿泊施設「mini hotel Central(ミニホテル セントラル)」がありました。
アパ●テルも目じゃないくらいの狭さ!!(笑)
この記事では、mini hotel Centralへの行き方、実際に泊まった際の客室・館内の様子などを写真付きで紹介していきます。
mini hotel Centralのアクセス
mini hotel Centralはその名の通り、香港・中環(Central)エリアに立地しているホテルです。
香港MTR 中環駅が最寄りなので、香港島の横断にも、九龍半島からのアクセスにも便利な場所と言えますね。
中環駅のD1 or G出口から地上に上がり、徒歩約5分の距離にホテルはあります。
ただし、坂道の多い中環エリアの例に漏れず、mini hotel Centralへの道も中環駅からだと上り坂……。
なかなかハードな角度でしたので、荷物の多い方は行きだけでもタクシー利用がおすすめです。
こちらがmini hotel Centralの入口。
坂道を登ったあとは階段を登ることになりますが、ドアマンがいるので荷物を持って上がるのは手伝ってくれるでしょう。
館内の様子
ロビーは「mini」という割には広々としており、ソファや椅子が多く設置されています。
どれも座り心地が良く、のんびり寛いでいるゲストが見受けられました。
人をダメにするやつもあります。
坂道を登ったあとにあのクッションを使ってしまったら立ち上がれない自信があったので、後ろ髪引かれながらチェックインに向かいます。
mini hotel Centralは坂道の傾斜のなかに立っているので、ホテルのすぐ目の前の道路も坂。
上の写真はちょうど香港のレトロ可愛いバスが下ってきたところ。
ロビーには自動販売機もあります。
と言っても、飲み物を売っているわけではなく、アメニティやお菓子専用なようでした。
フロントカウンターは写真を撮り損ねてしまいましたが、入口入ってすぐ左にあるので、始めに立ち寄りましょう。
到着時に精算を済ませるとカードキーをもらえます。
ボクが到着したのは宿泊日の早朝だったのでチェックインはできませんでしたが、荷物預かりはしてもらえます。
3. 客室情報
チェックイン時間に戻り、さっそく客室フロアへと上がります。
白を基調にした廊下は清掃も行き届いているようでした。
事前情報で客室が狭いことはわかっていたものの、ロビーや廊下は普通のホテルと何ら変わらない広さだったので、「実はそれほど狭くはないんじゃないか?」とこの時点では期待をしていました。
不安と期待の入り混じる不思議な気持ちで客室のドアをオープン……!!
衝撃の狭さ……でもなぜか心地よいサイズ感
……めっちゃ狭い(笑)
もしかしたらの期待を抱いていた分、衝撃が大きかったです。
この写真はアップで撮っているわけではなく、客室入口から撮影したもの。
部屋全体を写せないほど狭かったです。
写真だと少し分かり辛いですが、ベッドの脇は全面鏡張り。
少しでも奥行が感じられるようにという演出でしょうか、その効果はさほどありませんでしたが、身支度する上では大きい鏡は便利でした。
振り返るとこんな感じ。
余分なスペースは一切ないですが、意外と衣類を掛けるフックなどは充実していますね。
いちおう個別空調が使えるようですが、狭いせいか少し肌寒いくらいに冷房が効いていました。
ベッドのすぐ脇にはコンセントが2口と折り畳み式のテーブルがあります。
広げるとこう!
やっぱりスペースが狭い分、テーブルも広げても小さいですね。
ただ、食事を取ったりするには十分な広さでもあります。
ちなみにこのテーブルを広げっぱなしだと、部屋の奥にあるバスルームと部屋の入口を遮ってしまうので、使わないときは畳んでおく必要がありました。
バスルームの様子
バスルームは正面にトイレがあります。
ウォシュレットは付いていませんが、清掃はきちんとされていて使用には不都合ありません。
洗面台もミニサイズ(笑)
蛇口全開にすると水が溢れんばかりになるので注意!
こっちがシャワーブース、もちろんバスタブはありません。
備え付けられているのはシャンプーだけなので、必要なものは持参するか、ロビーの自動販売機で購入しなければいけません。
その他無料アメニティはありませんが、ドライヤーと電気ポットだけは用意されています。
スペースがないので枕元に置かれています。
mini hotel Centralのまとめ
mini hotel Centralは名前の通り、衝撃的な狭さの客室でした。
分かってはいたものの、なかなか日本のホテルには無い狭さかもしれません。
ただ、日本のカプセルホテルのように圧迫感を感じるほどの空間ではなく、ほどよい狭さゆえにベッドの上から動き回らずに過ごせるという謎の快適さもありました(笑)
香港島側の観光拠点としては中環駅にも近く、アクセス面では悪くない評価ができるかと。
徒歩数分のダデルストリートには、 「冰室(ピンサッ) 」という昔ながらの喫茶店スタイルを再現したスターバックスもあります。
香港ならではのスタバで朝食というのもいいですね!
mini hotel Centralのまとめ ※ボクの主観での評価です
- ロケーション 観光拠点としては便利な立地、ピークトラム徒歩圏
- サービス スタッフの対応はスマートだが、特別なサービスは無し
- 満足度 狭さを使い勝手の良さとして楽しめるのであれば……
- 日本語 通じない、英語・中国語のみ
今回の宿泊費……約9,800円 素泊まりプラン
mini hotel Centralの基本情報
住所 | 38 號 Ice House St, Central, Hong Kong |
Eメール | Stay@minihotel.hk |
IN・OUT | IN 14:00 / OUT 11:00 |
クレジット | VISA / Mastercard / AMEX |
ネット環境 | 館内WiFi無料 |
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