新年早々の台北旅行、2日目は中山エリアのライフスタイルホテル「Amba台北中山(アンバ台北中山)」に宿泊しました。
台北に3つある「Amba」シリーズは、ボクが前日宿泊した「アンバサダーホテル」が創業50周年を迎えるにあたって立ち上げた新ブランド。
エコ、ハイテク、創作をコンセプトに、若者をメインターゲットとしたホテルということで、台湾の一般的なホテルとは一味違う滞在になりました。
スタイリッシュな客室の様子も紹介していきます!
Amba台北中山へのアクセス
Amba台北中山は日本人に人気があり、賑やかな繁華街でもある中山エリアに位置しています。
外観はこんな感じ。
壁面にモノクロのデザインが施され、古い建物が多い通りの中でオシャレな雰囲気を醸し出しています。
こちらは台北の地下鉄MRTの「中山」駅から向かうと見ることができます。
最寄りのMRT「雙連」駅からは徒歩約7分で、その場合には親子関係?の「アンバサダーホテル台北」の目の前を通過することに。
台北・中山区の老舗「アンバサダーホテル台北」の宿泊レビューはこちら!↓↓↓
中山駅と反対側から見ると、すぐにホテルとはわからないかもしれませんね。
こちらがAmba台北中山のエントランス!
旧正月が近いためか、赤いちょうちんのような飾りが目を引きます。
ちなみにホテルのすぐ目の前の大通り「中山北路」にはバス停があり、タクシーも多く走っていました。
台北市内や郊外の観光地へ行くにも悪くない立地。
館内の様子&チェックイン
Amba台北中山はアンバサダーホテル台北と異なり、客室フロアと1つのレストランしかない「宿泊特化型」のホテルです。
エントランスを入るとすぐ目の前がフロントカウンターなので、まずはここでチェックインを済ませましょう。
アンバサダーほど日本語が流暢なスタッフはいませんでしたが、チェックインに不便するほど日本語が通じないわけでもありませんでした。
ロビーと言えるほどのスペースもなく、フロントのすぐ隣にエレベーターがありました。
エレベーターは新しいホテルだけに、カードキーをかざさないと上に上がれないセキュリティ万全仕様です。
客室フロアに上がると謎の広場が……。
雑誌だったり、台北に関する本が置かれていました。
ここは交流スペースとして設けられた場だそう。(滞在中には誰も見かけませんでしたが)
デザインはシンプルですが、こだわりを感じさせます。
1フロアに20部屋程度ありそうでした。
フロア真ん中の交流スペースを挟んで、二本の廊下があるようなイメージです。
客室の扉には「HELLO」の文字が!茶目っ気があります(笑)
客室によってメッセージも違うので、ちょっとした楽しみになりますね。
客室扉も非接触式で解錠するタイプ。
スマートルームに宿泊
客室の中はこんな感じ。
今回宿泊した「スマートルーム(20㎡)」では、入ってすぐ左にクローゼットと洗面台、右にトイレとシャワールームがまとめられています。
クローゼットには扉がついておらず、使い勝手はともかく、圧迫感がないのはよかったところ。
洗面台がここまでオープンなのは珍しい気がしますね。
普通は洗面とリビングスペースのデスクに分かれていそうなものも全部ここに集まっているので、違和感に慣れたあとはむしろ使いやすかったです。
トイレとシャワールームはそれぞれ個室のように区切られています。
シャワーの水がトイレの方に飛び散って…みたいなユニットバスあるあるから解放されるのはありがたいものの、それぞれの扉は上の方まで締め切られていないので、2名利用では少し気になるかもしれません。
シャワールームにはメイドイン台湾のシャンプー、バスジェル、コンディショナーが用意されていました。
トイレはしっかりウォシュレット付き!
台湾のトイレ事情はいまいちな印象でしたが、日本と何ら変わらなくて安心…。
そしてこちらがリビングスペース!
Amba台北中山の中では一番狭い客室ですが、色調やインテリア、客室備品の配置で工夫されているからか、狭い印象はまったくありません。
余計なものがごちゃごちゃ置いてないので、むしろ少し広く感じる!
ベッド周りもすっきり!
ちなみにこのスマートルームでもベッドは広々としたクイーンサイズが用意されているので、ゆったりと眠ることができました。
作業用と考えると狭いですが、ティーテーブルとしては十分なサイズ。
こちらには約款等が置いてありますが、それすらデザインがかわいくて読むのが楽しかったです。
こちらにはコンセント(黒いので見辛いですが)とBluetoothで繋げるスピーカーが用意されています。
枕元はコンパクトにまとまっていますが、コンセントはしっかり付いているし、読書灯は可動式なので使い勝手もGood!
使う機会はありませんでしたが、電話も枕元に用意されています。
洗面台はややコンパクトなサイズなので、ちょっと水が飛び散るのが気になったかも…。
アメニティ類はデザイン性の高い袋に梱包されており、使わずに持って帰ろうと思ったくらいおしゃれです。
洗面台の下にはセーフティボックスや電気ポット、タオル類などがまとめて置かれていました。
ドライヤーは安心のパナソニック製。
とはいえそれほど大きいものじゃないので、髪が長い人には物足りないかもしれませんね。
スリッパの代わりにビーチサンダル。
デザインはかわいいし、持ち帰りもOKなのでお土産にするのもあり!
こちらにはカップや無料のアメニティ、コーヒーメーカーが用意されていました。
コーヒーとお茶がそれぞれ2パックずつ。
お茶の方は「京盛宇」という、台湾でも人気のお茶屋さんのものが用意されていました!
カップのデザインもオシャレ!コーヒーを飲むのが楽しくなりそうですね。
ミネラルウォーターも一人利用でも2本用意されていて、お茶やコーヒーを楽しむのに気兼ねなく使うことができました。
冷蔵庫はホテルで一般的な正方形のタイプなので、あまりたくさんは入れられないですね。
Buttermilkの朝食ビュッフェ
朝食は1階、エレベーターを降りて真正面にあるレストラン「Buttermilk」で頂くことができます。
ちなみに、amba台北中山には「Buttermilk」の他に、「mud」というバーもあるそうですが、今回は行く機会がありませんでした。
朝食はビュッフェ形式で、洋食と中華が用意されていました。
Butermilkはアメリカの多国籍料理をテーマにしているらしく、洋食慣れしている日本人にはどれも食べやすい味かもしれません。
中華メニューに関しても、本場の中華は苦手な日本人も多いと思いますが、どちらかというと日本で食べる中華に近い味でした。
ベーコンやソーセージといったホテル朝食の定番メニューはもちろん……
中華料理も種類が豊富!
小籠包やお粥、中華スープなど、ホットメニューもいろいろあります。
セルフで魯肉飯を作ることもできました!
野菜もいろいろと取り揃えられており、好みのサラダを作ることができるようになっています。
ドリンクもジュースだけでなく、台湾朝食の定番でもある「豆漿(トウジャン≒豆乳)」まで用意されていました。
もちろんお茶やコーヒーも用意されています。
それとなぜかヤクルト。
いつもビュッフェだとお皿が茶色になりがちなのですが、今回はとてもカラフルに仕上がりました!
ベーコンはやや焦げすぎだったものの、どのメニューもとても美味しくいただきました。
カップはお洒落かつユーモアのあるデザイン!
一人二人掛けのテーブルは少なかったので、数人でテーブルをシェアするスタイルになるのかもしれません。
ただし、僕が利用したときはほとんど混雑していなかったので相席になるようなことはありませんでした。
表通りに面していて、店内はとても明るい雰囲気!
Amba台北中山のまとめ
Amba台北中山は、すぐ隣のアンバサダーホテル台北がトラディッショナルなホテルであるのと対象的に、コンパクトなサービスでどちらかと言うと暮らすのに近い感覚の滞在ができるホテルでした。
好みにもよる部分はあるでしょうが、あれこれ構われずとも快適に過ごせるAmba台北中山は旅慣れた人には特に相性が良いホテルだと思います。
日本語に関してはスペシャルではないので、観光アドバイスとかはあまり期待できないかもしれないですね。
Amba台北中山のまとめ ※ボクの主観での評価です
- ロケーション 駅からやや離れるが、周辺は栄えていて便利
- サービス 過剰なサービスはなし
- 朝食 中華もありつつ、日本人の舌にも合うビュッフェ
- 満足度 旅慣れた人には特におすすめできるスタイリッシュホテル!
- 日本語 チェックイン・アウトで困らないレベル
今回の宿泊費……NT$3,507(約12,450円)
amba台北中山の基本情報
住所 | 104台北市中山區中山北路二段57-1號 |
電話番号 | 02-2565-2828 |
公式HP | https://www.amba-hotels.com/jp/zhongshan/ |
IN・OUT | IN 15:00 / OUT 12:00 |
クレジット | VISA / Mastercard / JCB / AMEX |
ネット環境 | 館内WiFi無料 |
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