約1年半ぶりに台湾から日本へ一時帰国していました。
まだまだコロナ禍が終息したとは言えない状況で、会いたい人と自由に会うことは叶いませんでしたが、久しぶりの日本の空気を満喫することができました!
今回は、成田空港から台北の桃園国際空港への復路(エバー航空 BR197便)の様子をご紹介します!
コロナ禍の中での一時帰国を検討されている方の参考になれば幸いです。
東京 - 台北間のフライト所要時間&費用
日本と台湾には時差1時間あるため、例えば東京を午前10時に出発した場合、台北到着は午後1時になります。
近所の国なだけあり、さほど長くないですよね。
現在は新型コロナウイルス流行の影響もあり、費用も普段とは異なるでしょうが、通常期であれば往復4万円台に絞っても十分に選択肢があると思います。
ANA・JALのようなフルサービスキャリアを使えばさすがに高くなるものの、LCCも多いので節約旅行にも向いた路線ですね。
後は日本の祝日・連休はもちろん、台湾の祝日(旧正月などは特に)も需要が高く、料金が高騰しがちなので注意!
コロナ禍でも就航している航空会社
2022年6月時点で成田空港 - 桃園国際空港間のフライトを運行している主な航空会社は、日系のANA・JAL、台湾系のエバー航空・チャイナエアライン(中華航空)・スターラックス航空、LCCのスクート(Scoot)などがあります。
コロナ以前と比べると、平日は特に便が少なく、運賃もやや高くなっているので注意が必要ですね。
往復予約であれば組み合わせのパターンは多くなるので、自身の予算やスケジュールに合わせて最適な便を選ばなければいけません。
予約タイミングで最適な便をまとめてチェックするには、航空券比較サービスを利用するのがおすすめ!
エバー航空(BR197便)搭乗記
今回の帰台では、台湾の航空会社であるエバー航空のBR197便を利用しました。
事前にスマホアプリでオンラインチェックインを済ませましたが、正直、日本語対応&使い勝手のどちらもイマイチ……。
台湾入国のため、チェックインカウンターで配られるQRコードから個人情報の登録が必要になるので、オンラインチェックインをする意味はあまりなかったかもしれません。
個人情報登録は中国語と英語での説明しかないため、時間にゆとりを持っておくと安心。
個人情報登録を事前に済ませている人もいたので、航空会社のWEBサイトなどからもできるのかも……。
保安検査場を抜けた後は、やはりコロナ禍で人が少なく、営業休止しているお店もかなり多かったです。
やることもなかったので早々に搭乗口で待機していると、定刻通りに搭乗開始のアナウンス。
機内の様子はこんな感じ。
比較的新しい機体のようで内部はとても綺麗ですが、搭乗客はあまりいませんでした。
ボクは49列目でしたが、その後ろは完全に無人……。
3列×4列×3列の座席並びになっていて、全席にヘッドレストが付いています。
シート間の幅はまあまあゆとりがあり、身長 180cmあるボクでも若干余裕がありました。
日本帰国時にはLCCのスクート(Scoot)だったのでかなり窮屈でしたが、帰りは格段に楽でした……(笑)
テーブルは二つ折りタイプで大きさは十分、PC作業もやろうと思えばできそう。
ちなみにWiFiは有料オプションでした。
座席の選択でしくじったなと思ったのがエンジンの真横だったこと。
上の写真の右下に映る緑色の物体がエンジンなのですが、ボクの席の窓からすぐ目の前。
気を取り直してモニターをチェック。
サイズは一般的なものよりやや大きく、画質も素晴らしい。
レガシーキャリアでも残念なことが多いですが、この機体は文句なし!
以前はCAさんが通路に立って実演していた離陸前のあれこれも、今はモニターで流れるのですね!
モニターの下部には配布されるイヤフォンのジャックと、USBポートが一つ付いています。
映像視聴や音楽鑑賞の際には、搭乗時に渡されたこちらのイヤフォンを使用します。
一緒にアルコールティッシュも配布されました。
いよいよ離陸。
残念ながらこの日の関東は悪天候です。
雲も多くて景色を楽しむこともできないので、しばらくうたた寝していると……。
気がついたら気持ち良いくらいの快晴!
ちょうど愛知県上空で目が覚めたようで、写真左上にはうっすら琵琶湖も見えてきています。
愛知県から三重県に差し掛かるくらいで機内食が出てきました。
メインの他にパン、野菜、ケーキ、フルーツがセットになっており、ボリュームは十分ですね。
メインはパスタ or 海鮮ごはんの選択肢。
ちなみにCAさんはおそらく台湾人の方のみで、中国語か英語しか通じないように見受けられました。
ボクはパスタをお願いしたのですが、うまく伝わらずに海鮮ごはんが出てきました……(笑)
とはいえ、ほんのり台湾の味付けを感じさせる海鮮ごはんも十分に美味しく、しっかり頂きました。
コロナ禍での台湾入国
台北はいつも通りの悪天候。
到着すると、上の写真のようなタグを渡されます。
出国元のコロナ感染状況によってタグのカラーが異なるようで、日本は低リスク国扱いということのようでした。
入国手続きの手前で防疫に関する説明を受け、空港で実施する唾液検査の容器を受け取ります。
日本で受けた搭乗前2日以内の陰性証明書(スマホのスクショやPDFでもOK)もこのタイミングでチェックされました。
簡単な日本語で説明してくれました!
入国手続きの後、荷物をピックアップして税関通過してから唾液検査になります。
現状では入国したあと7日間隔離(専用ホテルか自宅)になりますので、唾液検査の結果を待つことなく空港を離れることができます。
この点、日本での入国手続きよりもスムーズで、空港到着から防疫タクシーに乗って空港を離れるまでは約1時間でした。
なお、空港到着時にコロナ簡易検査キット(鼻から棒を突っ込むタイプ)を二つもらえます。
そのうち一つは隔離最終日に使用して、陰性 or 陽性の報告をスマホのショートメッセージで台湾政府にしなければいけません。
事前に用意しなくても良いのは助かります!
メッセージは先に政府から届くので、返信するだけで簡単ですよ。
コロナ禍でのフライト&台湾入国まとめ
今回は日本への一時帰国から台湾へ戻るフライトをご紹介しました。
台湾の航空会社「エバー航空」はレガシーキャリアということもあり、機体、機内サービス、機内食といずれも及第点以上で安心して利用することができます。
一方で、コロナ禍の中での台湾入国、海外渡航には手間とお金がかかりました。
渡航前のPCR検査+陰性証明書取得は日本・台湾のどちらでも2万円近くかかりましたし、台湾で空港から隔離先への移動には防疫タクシー(1回1,000元)が必要、しかもインフレ等で航空券価格自体も安くはありません……。
早くコロナが終息して、安くて近い台湾が戻ってきてくれるといいですね!
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