2022年2月、台湾東部最大の街 花蓮(Hualien)を旅してきました。
花蓮滞在二日目は、台湾きっての有名ホテル「リージェント台北」の系列であり、花蓮観光に便利な立地の「Just Sleep 花蓮中正館」に宿泊。
サービス、施設のレベルはもちろん、花蓮名物のワンタンスープなどの食べ歩きにも最適のロケーション!
今回は花蓮観光に便利なホテル「Just Sleep 花蓮中正館」のアクセスや館内、客室の様子、周辺情報をご紹介します。
Just Sleep 花蓮中正館へのアクセス
Just Sleep 花蓮中正館は台湾鉄道・花蓮駅から車で約15分の中正路沿いに立地。
駅から徒歩では厳しい距離感ですが、そもそも花蓮の繁華街が駅と離れているので、花蓮の街歩きも目的ならやむを得ない選択になります。
実際、中正路沿いにはJust Sleep以外にもたくさんのホテルが立ち並んでおり、旅行者に人気のエリアであるのは間違いありません。
花蓮来訪の目的が太魯閣観光だけならば、駅近くのホテルを選ぶ方が便利ですよ!
幸い花蓮駅改札を出て右手にはタクシー乗り場があり、常時複数台が待機しているため、待つことなくタクシーを捕まえることはできますよ。
こちらがJust Sleepの外観!
背の低い建物、昔ながらの建物が多い花蓮では目を引く外観ですね。
ちなみに上の写真にも少し写り込んでいますが、交差点のはす向かいにはファミリーマートがありました。
エントランスを潜ると、天井の高い開放的なロビー&フロントがあります。
到着したらまずは右手奥のフロントでチェックインを済ませましょう!
チェックインは15時からで、事前精算となるのでボクはクレジットカードで支払いました。
精算後は館内説明や翌日の朝食会場を案内してもらい、カードキーとともに花蓮の観光マップも頂くことができました。
日本語を少し話せるスタッフの方がいて、たどたどしいながらも一生懸命説明してくれました!残念ながら全員ではないようですが……。
チェックインを済ませたら、ロビーを挟んで反対側にあるエレベーターで客室フロアへ。
なお、ボクは一度朝9時に来館して荷物をフロントに預けていたのですが、それらは客室へ運び上げてくれていました。
花蓮のワンタン名店「液香扁食」がすぐそば!
花蓮グルメと言えばワンタンスープが有名で、繁華街には数多くの名店が軒を連ねています。
その中でも一二を争う老舗の名店「液香扁食」は、なんとJust Sleepのすぐ目の前!
エントランスを出て30秒とかからない距離感なので、気が向いた時に足を運ぶことができますね。
こちらが液香扁食のワンタンスープ(1杯70元=約280円)!
ツルツルのワンタンとダシの効いたスープ、揚げネギとセロリがアクセントになった花蓮市民のソウルフードです。
量はそれほど多くないため、小腹が空いたときにちょうど良いかも!
ボクは手軽&美味なワンタンにハマり、滞在中に二回食べに行きました(笑)
花蓮ワンタンの名店「液香扁食」の訪問記事はこちら↓↓↓
スーペリアツインルームに宿泊
こちらが客室フロア。
シンプルですっきりしたデザインですが、実際には上の写真よりもっと暗く感じました。
今回のお部屋は5階のスーペリアツインルームに宿泊です!
客室ドアを開けるとご覧のように少し長い通路になっており、ベッドスペースは少し奥まっていました。
ツインベッドはこんな感じ。
床やヘッドボードの木目調に合わせて、ブラウンが多く使われている落ち着いた雰囲気。
高温多湿な台湾のホテルであるあるな、カビ臭い匂いもありません。
ベッドはシングルサイズ(だいたい120cmくらい)でしょうか。
子どもと添い寝などでなければ、特に狭さを感じることはないでしょう。
ベッドメイキングもしっかりしていて快適でした。
二つのベッドの間には電話機、リモコン、コンセントに加えて、照明スイッチがまとまっています。
コンセントも二口あるので、両サイドから使うことができますね。
テレビはパナソニック製でしたが、日本語チャンネルは見当たらず。
テレビに限らず、日本語案内がそこまで多くないように感じたので、日本人はそれほど来ないのかもしれませんね。
ベッド脇には立派なデスクも付いていました。
花蓮に出張という方はそこまで多くないかもしれませんが、ちょっとパソコンを開いて作業をするにはもってこい。
デスクにはコンセントだけでなくUSBポートも付いています。
デスクの脇には日本のオフィスでよくありそうなエアコンのパネル。
冷暖房を切り替えることもできるようでした。
年中温暖な花蓮で暖房の出番は無いかもしれませんが……(笑)
入り口の近くには姿見やセーフティーボックス、冷蔵庫などがまとまっています。
姿見を開けると二人で使うには十分なサイズのクローゼットがあります。
Just Sleepラベルのミネラルウォーターはもちろんフリーなので、街歩きへ出る時に持って行きましょう。
台湾の飲食店ではお冷のようなものは出ないことが多いので、飲み物の持ち込みが基本と思っておくと良いですね。
空っぽの冷蔵庫は奥行きが浅く、やや容量には不安が……。
スリッパはクローゼットの下にセットされており、衛生面で安心な使い捨てタイプ。
全部屋にあるのかは不明ですが、スーペリアツインルームにはバルコニーが付いていました。
外に出てみるとこんな感じで、眺望は特になし。
台湾のホテルは客室含めて館内禁煙が法律で義務付けられているため、喫煙者のための救済措置なのかなと思いました。
バスルーム&アメニティ
バスルームは三点分離(シャワーとバスタブも離れているので四点分離?)の広々とした空間。
白の大理石調の洗面台は清掃が行き届いていました。
基本的なアメニティは揃っていますが、洗顔料や乳液などは無いので、必要であれば持参要。
ホテルそばにあるファミリーマートでも手に入ると思います。
ドライヤーはPHILIPS製で可愛らしいサイズですが、侮るなかれ、なかなかの風量でした。
シャワーブースはガラス張りの開放的で明るい雰囲気。
シャワーの水圧も十分でしたが、バスタブにお湯を張るのと同時に使うと途端にめちゃくちゃ弱くなるので注意。
バスタブの方の湯量もなかなかのものだったので、先にお湯を張ってからシャワーの順が良いですね。
シャワーブースにはシャンプーとボディウォッシュが備え付けられていました。
どこのブランドかはわかりませんが、どちらも香りが良く、クオリティは悪くなかったです。
バスタブはご覧の通り、なかなか広々としています。
しかし真っ正面が民家なので窓を開けての入浴は危険ですね……。
ボクが泊まったのは5階角部屋だったため、他のフロア、向きの部屋なら問題ないかもしれません。
バスタブの脇にはバスソルトも用意されていました!
トイレはシャワーブースの隣で、こちらも開放的なガラス張り仕様。
台湾では本当によくガラス張りトイレを見かけます。
残念ながらウォシュレットは付いておらず、トイレットペーパーも流さず横のゴミ箱に入れる仕組みだったと思います。
トイレ事情は台北と比べるとやや不便かも……。
充実の付帯施設
お部屋でひと心地着いたら、館内を散策してみることに!
Just Sleepには、この価格帯のホテルとしてはなかなか充実した付帯施設があるので要チェックです。
レストラン以外の付帯施設は全て2階にまとまっていました。
以下では取り上げていませんが、子供が安心して遊ぶことができるキッズスペースもあるようでした。
ライブラリー
まず覗いてみたのはこちらのライブラリーです!
大きな開口部からは光が差し込んでおり、強い照明が無くても明るい空間になっています。
天井は1フロア分が吹き抜けになっていて、実際以上に広く感じられる場所になっています。
ライブラリーというだけあって、ソファ席以外は図書館のようなテーブルと椅子が置かれていました。
蔵書数も中々のものですが、ほとんどすべて中国語繁体字で読むことはできず……。
ドラゴンボールなど、タイトルは古いものが多いですが、日本の漫画も置かれていました。
こちらのコーヒーメーカーは無料で自由に使用することができます。
その脇には手軽につまめるスナックも用意されていました!
さらに奥を覗くとPCが二台。
スマホがあればそれほど活躍の機会はなさそうですが、本格的な調べ物があれば使ってみても良いかも。
ジム
ライブラリーの隣にはジムスペースである「JUST FIT」がありました。
ジムと言っても、置いてあるのはマシンバイクのみの簡素な設備。
ちなみに正面はライブラリーの吹き抜け空間なので光が差し込んで明るいです。
申し訳程度にハンドタオルが置かれていました。
花蓮滞在が中長期でなければ、あまり使う機会はないかもしれません。
洗濯機&乾燥機
エレベーター右手にはランドリースペースがあります。
こちらも利用は無料で、洗濯洗剤も用意されていました。
乾燥機も付いているため、たっぷり観光した後でもササっと洗濯を済ませることができますね。
ただし洗濯機、乾燥機ともに二台ずつと数が少ないので、混み合っている可能性はあるかもしれません。
名店の小籠包も食べられる朝食ビュッフェ
朝食会場の「Double Veggie」は1階にあり、ロビーとはシームレスに繋がっています。
エレベーターを降りてすぐ左手に受付があり、あらかじめ朝食付きで予約していればカードキーを見せるだけでOK!
事前予約をしていなくても追加料金の支払いで食べられると思います。
全部で30席ほどでしょうか、ゆとりあるテーブル配置で広々としていますね。
営業時間は6:30〜10:00と比較的長めになっており、予定に合わせて利用できるのは嬉しいポイント。
ボクは営業開始直後に行ったので一番乗りでした!
おそらく9時前後が最も混み合うため、待つのが嫌な方は8時までに食べるのが良いでしょう。
朝食はビュッフェスタイルで、台湾料理と洋食のミックスでした。
品数はそれほど多くはなく、味も特筆すべきものはあまりありませんでしたが、外れもない印象。
サラダ&フルーツバーには大量のヤクルトも用意されていました。
何故かはわかりませんが、台湾のホテル朝食ではヤクルトをよく見かけます。
亜熱帯の台湾らしく、グアバもありますね。
ここの朝食でぜひ食べておきたいのが花蓮きっての人気店「公正街包子」の肉まん!
行列必至の公正街包子ですが、Just Sleepでなら待つことなく食べることができます。
時間に限りがある人にとっては嬉しいですよね!
品数が多くないのでぱっと見は少し寂しいかな……?
それでも人気店の肉まんが食べられただけでも満足度は高め。
肝心のお味もお店で買ったものと変わらないように感じました。
前日に並んだ末に買うことができた公正街包子の肉まんを、待ち時間ゼロで食べられるのは得した気分(笑)
Just Sleep 花蓮中正館のまとめ
Just Sleep 花蓮中正館は、花蓮繁華街の中正路にあり街歩きの拠点にはぴったり!
その上、ホテルのすぐそばにはワンタン名店「液香扁食」があり、朝食ではこちらも人気店「公正街包子」の肉まんが食べられる、花蓮グルメを満喫したい人には嬉しいホテル。
客室は花蓮のホテルとしては設備、清潔さなど過不足がなく、さすが台湾きっての有名ホテル「リージェント台北」の系列だなと感じました。
ライブラリーなど、ちょっと変わった付帯施設もあり、中長期の滞在でも快適に過ごすことができそう!
コストパフォーマンスはかなり高いホテルなので、花蓮観光の際にはぜひ選択肢のひとつとして検討してみてください!
Just Sleep 花蓮中正館のまとめ
- ロケーション 繁華街にあり街歩きに便利!ワンタン人気店至近
- サービス 好意が伝わるフロントスタッフの対応
- 朝食 名店の肉まんが食べられるのはお得!
- 満足度 価格を考えれば花蓮でも高パフォーマンス
- 日本語 一部のスタッフが少し話せる程度
今回の宿泊費……2,610元(約10,500円) 朝食付きプラン
Just Sleep 花蓮中正館の基本情報
住所 | 花蓮縣花蓮市中正路396號 |
電話番号 | +88638900069 |
公式HP | https://www.justsleep.com.tw/hualien/jp |
IN・OUT | IN 15:00 / OUT 12:00 |
クレジット | VISA / Mastercard / JCB / AMEX / 銀聯カード |
ネット環境 | 客室内WiFi無料 |
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