台湾東部で最大の街 花蓮(Hualien)の名物と言えばワンタンです。
台湾では雲呑、抄手、餛飩など、いろいろなワンタンの表現がありますが、花蓮では「扁食」という表現がよく使われています。
知り合いの台湾人に聞いてみたところ、台湾原住民の言葉が由来ではないかということでした。
今回はワンタンが名物の花蓮でも特に有名で、行列ができる名店「液香扁食」をご紹介します!
液香扁食へのアクセス
液香扁食は中正路という花蓮中心街を貫く大通りから、一本折れた小道にあります。
台湾鉄道「花蓮」駅からは少し距離がありますが、花蓮中心地にはむしろ近いため、アクセスとしては悪くないです。
こちらが液香扁食の外観!
デカデカと看板が出ているので、目の前まで来てしまえばわかりやすいと思います。
行列ができると聞いていましたが、平日だったからか、コロナで外国人観光客いないからか、並ぶことなく入店できました。
ちなみに液香扁食は台北の5つ星ホテル「リージェント台北」の系列ホテル「Just Sleep 花蓮中正館」の目の前。
大通りに建つJust Sleepを目印にできますし、ここに滞在していれば気が向いた時にワンタンを食べることができますね。
ボクもJust Sleepに宿泊したので、滞在中に2度訪れました。
Just Sleep 花蓮中正館の宿泊記はこちら↓↓↓
メニューと注文方法
液香扁食は、もうひとつのワンタン名店「戴記扁食」と異なり先会計です。
店内に入ったら正面がレジなので、口頭で何杯食べるのか伝えて精算しましょう。
日本語は通じませんが、メニューはワンタンスープ(1杯70元=約280円)しかないため、ジェスチャーでも伝わりますよ!
会計が済むと上の写真のようなレシートを渡されます。
ワンタンスープが運ばれてくると、店員さんはレシートの番号(單號)で呼んでくれます。
当然中国語なので、ここが観光客にはネックかもしれませんが、都度店員さんに声をかけて確認しましょう。
周囲のお客さんに声をかけても、親切な台湾人なら間違いなく助けてくれると思います。
店内の様子
入り口正面のレジとその背後の厨房を中心にして、左右に食事スペースがあります。
一卓に5人ほどが座れる丸テーブルがそれぞれ10卓ほどありました。
席は指定ではないため、空いている席に座りましょう。
混雑時には相席になることもあります。
テーブルの上にはお酢や醤油、豆板醤といった調味料が置かれています。
レンゲや調味料を入れる器はセルフで取りに行くようになってるので、事前に用意してワンタンを待ちます。
なお、食後は「紙杯回収」というカゴに器を運ぶ必要があるのでお忘れなく!
しっかりした旨味の絶品ワンタンスープ
食器を用意している間にワンタンスープが到着!
メニューが一種類だからか、待ち時間は5分も無かったと思います。
見ただけでもワンタンがたっぷり入っているのがわかりますね!
ワンタンは割と小ぶりで、一口でツルッと食べられます。
中のタネはやや粗めで、噛むと肉の旨みがスープと混ざり合って絶品!
スープにも旨みが染み出しており、薄めながらも満足感のあるお味でした。
個人的には調味料なしでちょうど良かったですが、濃いめが好きな方や味を変えたい方はお酢や醤油で調節すると良いかも。
スープには揚げネギとセロリがたっぷり。
薄味スープのアクセントになってこれまた美味しかったです。
ボクはそれほど気になりませんでしたが、セロリが苦手な方は気をつけてくださいね。
液香扁食のまとめ
今回は花蓮名物ワンタンの人気店「液香扁食」をご紹介しました。
台湾人からも評価が高いお店だけに、優しい味のワンタンスープは絶品でした!
もう一つの名店「戴記扁食」とは甲乙つけがたいですが、液香扁食の方が明るい雰囲気で、観光客には入りやすいと思います。
肝心の味は液香扁食の方がワンタンが肉肉しいかなと感じましたが、正直どちらも美味しいので大差ないかも。
どちらのお店も1杯70元(約280円)とリーズナブルなので、食べ比べしてみるのもおすすめ!
液香扁食のまとめ
- ロケーション 駅からは離れているが、繁華街からは徒歩圏内
- サービス 店員さんは外国人慣れしていて感じが良かった
- 満足度 70元の絶品ワンタン!小腹が空いた時のおやつにもGood!
- 日本語 まったく通じないので、ワンタン到着時がネックかも…
液香扁食の基本情報
住所 | 970花蓮縣花蓮市信義街42號 |
電話番号 | +88638326761 |
https://m.facebook.com | |
営業時間 | 10:00~13:30 / 16:00~19:00(日曜定休) |
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