突然ですが、もち米とマンゴーを合わせて食べる一風変わったタイスイーツがあるのをご存知ですか?
その名はカオニャオ・マムアン(英語だとMango Sticky Rice)。
もち米の上に乗ったマンゴーにココナッツミルクをかけて食べるのですが、日本ではあまり馴染みがないですよね。
今回はチェンマイにあるカオニャオ・マムアンの名店「サイロムチョーイ(Sailomjoy)」で実食してきました。
ターペー門至近なので、チェンマイ観光ついでに気軽に立ち寄ることができるのもおすすめです!
あの海外旅行の定番ガイドブック「地球の歩き方」にも紹介されていましたので、知る人ぞ知る、という感じでしょうか。
この記事では、カオニャオ・マムアンとは何ぞやという疑問から、チェンマイにある名店「サイロムチョーイ」の行き方や店内の様子、実食までをシェアしていきたいと思います。
カオニャオ・マムアンとは
カオニャオ・マムアンはココナッツミルク、砂糖、塩で炊いたもち米にマンゴーを添え、さらにココナッツミルクやコンデンスミルクをかけて食べる一風変わったタイスイーツです。
こういう不思議な食べ方って、誰が発明するんでしょうね……?
ちなみに、タイ語にするとカオニャオ=もち米、マムアン=マンゴーなので、読んで字のごとくというやつですね。
もち米とマンゴーというのは日本では考えられない組み合わせですが、果たして合うのか⁉︎ということで、タイ第二の都市チェンマイにある名店「サイロムチョーイ」で実食してきました!
サイロムチョーイへのアクセス
サイロムチョーイはチェンマイ旧市街で一番有名な入り口であろう「ターペー門」のすぐそば。
あまりにそばすぎて、道順も何もなく、門をくぐったら目の前の横断歩道を渡り、そのまま直進10mで到着です。
外観ではどれがサイロムチョーイなのか少し分かりづらいかもしれませんが、マンゴーを使った料理・デザートを提供しているので、店先に出ているメニューの看板は目印にできますね。
暗くて見えづらいものの、いちおう「Sailomjoy Restaurant」と英語で看板も出ています。
店内の様子
ボクが行ったのは営業開始(AM7:30〜)とほぼ同時だったので一番乗り(笑)
チェンマイの一般的な大衆食堂と変わらない雰囲気で、お店に入ると好きな席に着くよう促されます。
長机と丸椅子が置かれただけのシンプルなレイアウトで、全部で20席ほどでしょうか。
メニューは英語表記があるので、タイ語が分からなくても安心。
ローカルなのでもちろん日本語は通じません。
指差しと簡単な英語で注文を済ませると、そこから新鮮なマンゴーを切って調理をしてくれます。
カオニャオ・マムアンを実食!
ボクが注文したのはカオニャオ・マムアンとマンゴージュースです。
灼熱のチェンマイではすぐ喉が乾きます……。
もち米はともかく、どちらも注文を受けてから調理してくれていたので、10分くらいは待つことになりました。
こちらがカオニャオ・マムアン 60TB(約220円)です。
それにしても、もち米にマンゴーが乗っかっているさまは、じかで見るとインパクトありますね……。
食べるまでまったく味の想像ができませんでした。
さっそく食べてみると、それほど甘くはなく、それでいてマンゴーともち米の組み合わせも意外と悪くない!
ココナッツミルクがたっぷりかかっていたため、ひたすら甘いのかと思っていたのですが、意外にもさっぱりした味です。
それでもココナッツとマンゴーの甘みが引き立って感じられるのは、もち米を炊くのに塩を使っているからでしょうか。
和菓子と同じ考え方なのかな?
お値段が手頃なのもあり、これはタイの辛い料理のあとにはちょうどいいデザートになりそう。
続いてマンゴージュース。
やたらプルプルしてたのですが、なんだったんだろう……?
加糖していないためか、マンゴーそのままの甘さを感じられました。
ただ、カオニャオ・マムアン後だと味が薄く感じられてしまい、少し残念だったかも……。
マンゴー・ラッシーやスムージーなどもあったので、そちらの方がカオニャオ・マムアンと相性はよさそう。
サイロムチョーイの基本情報
店名 | Sailomjoy(サイロムチョーイ) |
住所 | Radchadamnoen Road, Tambon Si Phum, Amphoe Mueang Chiang Mai, Chang Wat Chiang Mai 50100 |
営業時間 | 7:30〜16:00 |
サイロムチョーイはチェンマイ旧市街の入り口のひとつ ターペー門のすぐそばなので、旧市街内の観光の手始めに立ち寄るのもよさそう。
一風変わったタイスイーツ「カオニャオ・マムアン」にチャレンジするならおすすめのお店でした!
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