台北駅からほど近い場所に立つ5つ星ホテル「ホテル パレ・デ・シン(君品酒店)」に宿泊しました。
台北駅周辺エリアには、「歴史はあるが、そのぶん古い」というホテルが多い中、パレ・デ・シンは2010年オープンと比較的新しいホテル。
アクセスの良い立地に加え、設備も充実しているので、台北滞在が快適になることは間違いありません。
この記事では、ホテル パレ・デ・シンのアクセスや館内、客室や朝食の様子をご紹介していきます!
ホテル パレ・デ・シンはこんな人におすすめ
- 効率良い観光のためにアクセスの良さは外せない!
- 多少高くても5つ星ホテルで安心&快適なステイを楽しみたい!
- ヨーロッパ風の個性溢れる内装が特徴のホテルに興味がある!
パレデシンホテルの基本情報
施設名 | ホテル パレ・デ・シン(Palais de Chine Hotel/君品酒店) |
住所 | 103 台北市大同區承德路一段3號 |
公式HP | https://www.palaisdechinehotel.com/jp/index.php |
電話番号 | +886-2-2181-9999 |
IN/OUT | 15:00 / 11:00 |
ネットワーク | 館内 Wi-Fi無料 |
付帯施設 | レストラン(三店舗)/ 宴会場 / 会議室 / ビジネスセンター / フィットネス / プール(外部提携) |
パレデシンへのアクセス
パレデシンは台北車站とは道路を挟んで真向かいに位置しており、観光・ビジネスどちらが目的でも便利な立地。
地下道で台北車站、台北MRT(地下鉄)へとアクセス可能なので、ここを拠点に台北市内を行き来することができます。
こちらがパレデシンの外観。
商業施設のQsquareと同居しており、かなり大きな建物です。
赤い看板がよく目立つので、近くまで来れば見つけることには苦労しないでしょう。
5つ星ホテルだけあって、エントランスからも高級感が漂いますね!
この時は正面の回転扉は閉鎖され、その左右にある扉から中へ入れるようになっていました。
チェックイン
一階では馬の像がお出迎え。
パレデシンは中世ヨーロッパ的な世界観のデザイン、インテリアで統一されているのが特徴です。
良くも悪くも台湾感はあまり無いかも。
エントランス入ってすぐのところにカウンターがあります。
てっきりここがフロントだと思いチェックインしようとすると、フロントは2階だと言われてしまいました。
ここは観光案内のサポートなどをこなすコンシェルジュのようです。
1階最奥にエレベーターがあるので、そこから2階へと上がりましょう。
こちらが2階フロント周りの様子。
入り口の馬にも驚きましたが、2階にも数多くの絵画や彫刻が展示されており、まるで美術館のよう。
チェックインは英語でしていただきました。
日本語ができる方もいるようですが、やはり日系ホテルと比べると日本語話者は少なめな印象。
お会計はチェックイン時ということで、台湾元でお支払いを済ませます。
もちろん主要なクレジットカードは利用可能。
翌朝の朝食は時間交代制のため、チェックイン時に朝食利用時間を確認されました。
ボクは6:30からを選択しましたが、比較的空いていました。
遅い時間ほど混み合うので、落ち着いて食べたい人は早い時間がおすすめ!
その後、館内説明を受けたらチェックイン完了。
馬の絵柄が特徴的なカードキーを頂き、いざ客室へ!
デラックスツインルームに宿泊
客室廊下はデザインや雰囲気がゴージャスで、どこかヨーロッパの宮殿のような趣き。
豪華な廊下を抜けて客室に到着!
こちらが今回宿泊した「デラックスツインルーム」(37㎡)です。
客室内も西洋のお城の一室のような雰囲気。
台湾にいながら、ヨーロッパに来たと錯覚してしまいそう(笑)
この客室タイプは7階から12階にあり、ほぼ同じスペックで1ベッドのお部屋もあるようです。
ベッドルーム
後述するバスルーム周りが面積を取っているため、ベッドスペースは意外とこじんまり。
ベッド幅はサイズ情報がなく分かりませんでしたが、ツインベッドながら、それぞれセミダブル以上はあると思います。
ボクの撮り方の問題で客室内がすごく暗く見えますが、実際にはもう少し明るいです……。
ワインレッドのフットスローとクッションが、5つ星ホテルにふさわしい高級感を演出しています。
どことなく大人な雰囲気で、お子様連れのファミリーより夫婦、カップル利用向きでしょう。
窓際には1人掛けのソファと、小さなコーヒーテーブル。
眺望は台北駅前のごちゃごちゃした風景が見えるだけで、あまり魅力はなかったです。
台北駅至近のエリアということもあって周辺には高い建物が多いので、これはいたしかたないですね。
ベッド脇にはデスクがあります。
調度品のテイストもあいまって、とても豪華な雰囲気。
スペースも広いですし、お部屋で食事をとるならこちらを使うことになりますね。
コンセントは2口、LANケーブルの挿入口もあります。
Wi-Fiも遅延を感じない速度で利用できましたし、PC作業も捗りそう。
アメニティ・設備
アメニティは入り口近くの棚にまとめられています。
コーヒーと烏龍茶はパレデシンのロゴ入りで、ホテルのこだわりを感じるものでした。
面白いと思ったのが、ミネラルウォーターをペットボトルではなく、繰り返し使える専用ボトルで提供していたこと。
サステナブル、環境配慮が目的ということのようですが、持ち帰るにはボトル購入が必要になるので注意しましょう。
クローゼットは大人二人分の衣類は十分収納できるスペース。
ここにはセーフティーボックスやスリッパ、バスローブもまとめて用意されています。
バスルーム・トイレ
洗面スペースは個室ではなく、入り口、ベッドスペースとシームレスに繋がる場所に設置されています。
コップは陶器製。
ハンドウォッシュだけでなく、ボディローションまで備え付けなのは、台湾のホテルでは珍しい気がします。
シャワーブースは三角形になっている不思議な形ですが、水圧・水はけはよく、とても使いやすかったです。
シャンプー&シャワージェル、コンディショナーは備え付けのタイプ。
シャワーブースには謎の穴が空いているのですが、その先にはバスタブが!
実はお部屋のバスタブは客室に向けてオープンに開けており、開放的な空間でリラックスすることができます。
シャワーブースと繋がっているのは、シャワーを浴びながら水のたまり具合を調整することができるようにという配慮でしょう。
シャワーブースの隣はトイレになっており、さすがにこちらは個室になっていました。
ウォシュレット完備で、トイレットペーパーも流せるタイプなので、日本人にとっても違和感なく使うことができますね。
洋食&中華の朝食ビュッフェ
朝食はフロントと同じ6階にあるレストラン「雲軒 - ラ・ロティスリー」でいただきます。
朝食券はないので、指定時刻にレストランまで行き、部屋番号を係りの方に伝えましょう。
レストランも5つ星にふさわしい気品のある雰囲気。
座席に着くと、ビニール手袋が用意されていました。
パレデシンの朝食はビュッフェスタイルなので、ビニール手袋とマスクを着用した上で料理を取りに行きましょう。
品揃えはそこまで多くないように思いましたが、生野菜が豊富なのは目を引きました。
台湾では生野菜を食べられる機会はかなり少ないので、ボクはここぞとばかりに野菜を摂取(笑)
洋食がメインですが、魯肉飯をはじめとした台湾料理も用意されていて、しっかり台湾らしい朝食を楽しむことができます。
まさかのしゃぶしゃぶも!
台湾人には不人気ながら、納豆も用意されていました。
コロナ禍の今はともかく、普段であれば日本人客も少なくないのかもしれませんね。
座席の間隔が狭く、やや圧迫感があったのは気になりましたが、料理の味は文句なし。
同じ5つ星ホテルだと、オークラプレステージ台北の方が朝食は美味しく感じましたが、台北のホテルの中では上位のクオリティではないでしょうか。
豚の角煮と煮卵がボクのお気に入り!
種類は少ないものの、どれも美味しく、比較的満足度の高い朝食になりました。
パレデシンには2018年から5年連続でミシュランに選ばれているレストラン「頤宮 - ル・パレ」(ランチ・ディナーのみ営業)もあるので、今度はそちらも試してみたいです。
パレデシンホテルのまとめ
ホテル パレ・デ・シンは、台北駅至近かつ2010年開業と比較的新しい5つ星ホテル。
その立地から、観光・ビジネス、どちらが目的でも使い勝手が良いこと間違いなし。
また、インテリア、内装は中世ヨーロッパ風で統一されており、パレデシンの世界観が好きな人には刺さりまくるホテルだと思います。
スタッフには日本語話者が少なく、海外旅行に不安を覚える人にはその点がネックかもしれませんが、個人的には不便を感じるシーンはさほどありませんでした。
同じ5つ星でも中山區のオークラプレステージ台北やリージェント台北、信義區のWホテルと比較すると安価なので、選択肢に入れやすいグッドホテルでした!
ホテル パレ・デ・シンのまとめ
- ロケーション 台北駅前&商業施設併設で利便性は台北でもトップクラス
- 客室 ややコンパクトも、ゴージャスな雰囲気でカップルステイにおすすめ
- 付帯施設 ミシュランに選ばれたレストランあり!フィットネス・プールも利用可
- 満足度 この価格であればコスパ最高!一人旅にはオーバースペックかも
今回の宿泊費……3,199元(約13,800円) 朝食付きプラン
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