今回は、ベトナムの主要都市や空港では必ずといっていいほどよく見かけるコーヒーチェーン「ハイランズコーヒー(HIGHLANDS COFFEE)」に行ってきました。
ハノイ〜ダナン間を行ったり来たりする弾丸旅でしたが、その間に何度もハイランズコーヒーを利用。
ベトナムで町歩きをしていると、すぐ喉が乾いてしまいますよね。
この記事では、知られざるベトナムのコーヒー文化とハイランズコーヒーについて、また、実際に店舗を利用した際の様子をご紹介したいと思います。
ベトナムのコーヒー文化
日本は世界でも上位のコーヒー消費国なんだそうです。
たしかに、海外旅行に行くとコーヒーチェーンってあまり見かけませんが、日本にはたくさんのコーヒーチェーンが展開していますよね。
日本発だとドトールやベローチェ、サンマルクカフェなどがメジャーどころでしょうか。
それだけコーヒーが好きな日本ですが、コーヒー豆を栽培するには適さない気候なので、コーヒー豆はほぼ輸入に頼っています。
コーヒー豆というと、よく聞くのは南米産やアフリカ産。
ですが、実はそんな南米やアフリカの国々に混じってベトナム産のコーヒー豆も多く輸入されているんだそう。
ベトナムはフランスの植民地だった時代が続いたため、コーヒーの文化が根付いており、コーヒー豆の栽培も盛んなのです。
ベトナムの街を歩いていると、あちこちの小ぢんまりとしたカフェでベトナム人がコーヒーを飲みながらのんびりしているのをよく見かけるくらい、日常的に親しまれているのですね。
ハイランズコーヒーとは
ハイランズコーヒー(HIGHLANDS COFFEE)はベトナムのスタバといっても過言ではないほど浸透している、ベトナムきってのコーヒーチェーン。
日本には進出していないものの、ベトナムでは2019年1月時点で80店舗以上を展開しており、ベトナムの主要都市や空港ではかならず見かけました。
コンデンスミルクを入れるのが特徴的な、いわゆる「ベトナムコーヒー」だけではなく、カプチーノやエスプレッソのようなスタンダードなメニューもあるので、誰でも気軽に利用できます。
ハノイの店舗に行ってみた
今回行ってきたのはベトナムの首都ハノイにある西湖(タイ湖)に浮かぶこちらの店舗です!
船のかたちを模した外観でとってもおしゃれ!
暗くなるといっそう綺麗に見えますね!
ちょっとした橋を渡って入店(乗船?)します。
入って目の前のカウンターで注文。ここまでは日本のチェーンカフェと同じです。
注文からの流れが日本とちょっと違う
注文を済ませると、このような機械を渡されます。
……どこかで見たことありません?
そうです、フードコートで注文したときに受け取るブザーです(笑)
ハイランズコーヒーでは、注文したメニューができるとブザーが鳴るため、再度カウンターに行って受け取る必要があります。
注文後にあんまり遠くの席に座るとめんどくさいので、カウンター近くで待ってたほうが良いかもしれません。
せっかくなので、見晴らしの良い2階のテラス席へ。
南国っぽいインテリアとゆとりのある座席で、地元のベトナム人や観光客がのんびり寛いでいました。
ベトナムコーヒーの味は……
今回はせっかくなのでコンデンスミルク入りの「ベトナムコーヒー」を注文。
真ん中のMサイズでお値段は160円ちょっとと、大変リーズナブルでした。
肝心の味のほうはというと……めちゃくちゃ甘い。
ようは練乳入りなので甘いのは当然といえば当然なのですが、もはやコーヒーというよりはコーヒー風味の練乳くらいに甘いです!
人によって好みは別れるところでしょうが、少なくとも喉の渇きを潤すのにはまったく向いていないと思います。
ボクは氷をせっせと溶かして、薄めながら飲み切りました。
あとあと調べてみると、そもそもベトナムコーヒーはホットだろうがアイスだろうが、ゆっくり時間をかけて飲むものだそう。
飲み物というより、お菓子とか嗜好品に近いものといった感じでしょうか。
喉が乾いているときにはおすすめできませんが、日本ではなかなか味わう機会もないので、ベトナムに来たらぜひ試してみてください!
ハイランズコーヒーの基本情報
ハイランズコーヒーはホーチミン、ハノイ、ダナンといった主要都市や空港には複数の店舗を展開しています。
公式HP(英語 or ベトナム語のみ)で手軽に店舗検索もできるので、ベトナムへ行かれる際にはぜひチェックしてみてください!
ハイランズコーヒー公式HP:https://highlandscoffee.com
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