2022年2月、台湾東部最大の街 花蓮(Hualien)を旅してきました。
花蓮滞在初日は、花蓮でも繁華街からは離れた海に近いホテル「Kadda Hotel(璽賓行旅)」に宿泊。
このKadda Hotel、自転車をテーマにした面白くて素敵なホテルなんです!
今回は花蓮サイクリングの拠点に便利なホテル「Kadda Hotel」のアクセスや館内、客室の様子、周辺情報をご紹介します。
Kadda Hotelへのアクセス
Kadda Hotelは花蓮港にほど近い、民權路と海岸路に挟まれたエリアにあります。
台湾鉄道・花蓮駅からは少し離れたエリアになるため、アクセスにはタクシーかバスを使いましょう。
タクシーの場合、花蓮駅のタクシー乗り場から乗車約15分です。
バスを使う場合は308、1122、1123、1129番線など、いくつかの路線でアクセス可能。
ただし、308番線以外は目の前では止まらず、少し歩く必要があるようです。
旅行者はサクッとタクシーに乗り込む方が時短できておすすめ!乗り場にはいつも複数台待機していますよ。
こちらがKadda Hotelのエントランス。
あまり目立つ外観ではありませんが、アンモナイト?をモチーフにしたようなオブジェが目印になりますね。
Kadda Hotelは「自然と親しむサイクリング・レジャーホテル」であり、自転車が一つの大きなテーマになっています。
入り口にはサイクリストのプリントがデカデカと貼り出されていました。
ちなみに目の前に立つバス停は308番線が通っています。
本数は少ないものの、花蓮駅と七星潭を繋ぐ便利な路線なので、タイミングが合えば上手く活用したいですね。
チェックインは中国語 or 英語のみ
エントランスをくぐるとすぐにフロントがあるので、まずはそちらでチェックインをします。
フロントの方は日本語NG、英語もそれほど堪能ではないようでしたが、一生懸命に説明してくれる姿がとても好印象!
担当してくれた陽気なお兄さんと事前清算を済ませ、カードキーをもらい、簡単に館内説明を受けました。
客室へのアクセスはマンション風
フロント脇にあるエレベーターで客室フロアに上がります。
上の写真は客室フロアのエレベーターホール。
一般的なホテルは内廊下なことが多いと思いますが、Kadda Hotelは外廊下を通じて客室にアクセスします。
外廊下はこんな感じで、友達の家のマンションに遊びに来たような感覚に。
周囲には背の低い建物が多いので、雄大な山々を望む見晴らしはなかなか良かったです。
オーシャンビュー・スーペリアルームに宿泊
こちらが今回宿泊したオーシャンビュー・スーペリアルームです!
どことなく無骨な雰囲気のあるお部屋。
奥のカーテンを開けると日差しが差し込み、とても明るい雰囲気になります。
ベッドはキングサイズでしょうか。
1人はもちろん、2人、添い寝の子供がいてもゆったり寛げるサイズ感でした。
ベッド脇にはコンセントがあるものの、なぜか微妙に遠い位置にあります……。
ベッド中央からではスマホの充電ケーブルが届かず、充電中はずっとベッドの右端で過ごすことになりました(笑)
テレビはおそらく台湾メーカーのもので、サイズは大きく、ベッド正面に据え付けられているので視聴しやすいと思います。
一通りチャンネルを回してみましたが、日本語での放送はありませんでした。
テレビ台に置かれているドライヤーはこちらも台湾製。
風量強くて使い勝手はかなり良い感じ。
あとは「なぜここに!?」な綿棒&歯間フロスもドライヤーに添えられています。
クローゼットと一体になった棚にはミネラルウォーターや湯沸かし器が用意されています。
無料のお茶とコーヒーはこだわりを感じるパッケージ。
棚の下には冷蔵庫があります。
一般的なものより奥行きが狭いので、容量はかなり小さめだと思います。
全室完備のオーシャンビューバルコニー
Kadda Hotelは花蓮港目の前という好立地を生かして全室にバルコニーを完備しています。
この日は残念ながら天気が悪かったのですが、チェアも用意されているので、ここでのんびりするのも良さそう。
ご覧の通り、花蓮港を目の前に臨むオーシャンビュー!
ただし、目の前はビーチではなく漁港なので、風光明媚な七星潭をイメージするとガッカリかも。
全室バルコニーの弊害か、隣の客室バルコニーとの距離は少し近いです。
同時にバルコニーに出ると少し気まずい思いをしそう……。
アクティブ派には嬉しい無料サービス
Kadda Hotelはこのクラスのホテルとしては付帯施設や無料サービスが充実しています。
ボクも滞在中に活用させてもらいました!
設備充実のジム
2階のジムにはマシンバイクやウェイト、バランスボールやヨガマットが用意されています。
利用は無料なので、中長期滞在であればぜひ活用したいですね。
雲梯が天井に付いていましたが、身長2mはないと届かないような高さにありました(笑)
種類豊富なレンタサイクル
同じく2階には自転車を借りられる施設があります!
一般的なロードバイクだけでなく、ママチャリや子供用サイズの自転車も用意されています。
借りる時は身分証の提示と携帯電話番号(台湾の番号を持っている場合だけ)を伝えて、書類へサインする必要があります。
Kadda Hotelは花蓮繁華街からは少し離れているので、自転車を使って街に出るのも良いですし、七星潭方面のサイクリングもおすすめ!
ボクもGIANTと並ぶ台湾の有名メーカー「MERIDA」のロードバイクを借りて、繁華街へ出かけました!
ちなみに花蓮駅近くには「GIANT」の直営店があるので、乗り比べもできちゃいますよ!
1階レストランで朝食ビュッフェ
1F レストランで提供される朝食はビュッフェスタイルです。
イタリアンレストランということでしたが、朝食メニューは台湾料理が多かったように思います。
品数自体は少なめですが、健康に配慮したメニューが多いように感じました。
いちおうホットスナックもあるにはありましたが、それほど種類は多くありません。
結果的にかなりヘルシーそうな朝食になりました。
さつまいものおかゆはほんのり甘みがあって、疲れた身体にはちょうど良い優しい味。
白・茶の中華まんはおやつにしたくなる、ちょうどよいサイズ感。
ホットスナック系は正直、それほど美味しいとは思いませんでしたが、マッシュポテトやサラダなどのお野菜系はこだわりが強いからか、どれを食べてもなかなかイケる!
座席はビュッフェ台の奥に用意されており、空いている席を使ってOKです。
開放的かつ明るい空間で清々しい気分に!
居心地の良いレストランではありましたが、やはり味を考えるとホテル朝食にこだわる必要はないかも。
お目当ての朝食店などがある場合はそちらを優先しても良いと思います。
Kadda Hotelのまとめ
Kadda Hotelは、海岸路沿いということで海にほど近く、全室オーシャンビューのバルコニー付きが売り!
海に近いと言っても漁港そばなので、リゾート感はそこまでないようにも感じましたが、花蓮の雄大な自然を感じられるのは間違いありません。
花蓮繁華街には少し遠いため、街中の散策、食べ歩きを考えている方にはやや不便な立地。
自転車がテーマという少し変わったホテルらしく、台湾の有名メーカー「MERIDA」のロードバイクを無料で借りることができるのは嬉しいポイント!
七星潭へのサイクリングには、むしろ花蓮駅、繁華街よりも近いので、拠点にするのにはとても便利です。
花蓮観光の予定に合わせて、Kadda Hotelと繁華街のホテルで宿泊を分けると効率が良いかもしれません!
アクティブに花蓮観光を楽しみたい方にはおすすめのホテルでした。
Kadda Hotelのまとめ
- ロケーション 目的しだい、七星潭サイクリングには最適!
- サービス 愛嬌のあるスタッフ&充実の宿泊者特典
- 朝食 可もなく不可もなく、街中の朝食店でも良い
- 満足度 レンタサイクル最高!オーシャンビューも嬉しい
- 日本語 少しでも話せるスタッフはいなかった
今回の宿泊費……2,600元(約10,400円) 朝食付きプラン
Kadda Hotelの基本情報
住所 | 970 花蓮縣花蓮市民權路2-6號 |
電話番号 | 038316631 |
公式HP | http://www.kaddahotel.com/ |
IN・OUT | IN 15:00 / OUT 11:00 |
クレジット | VISA / Mastercard / JCB |
ネット環境 | 客室内WiFi無料 |
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