今回宿泊したのは京都風情を感じられる祇園エリアのホテル「ホテルエスノグラフィー祇園新門前」です。
外観は町家、中身はお洒落なブティック風ホテルでした!
コンセプトにこだわりがあり、外観・内観とも美しい素敵なホテル。
あのミシュラン京都・大阪版に2019、2020年とも掲載されるなど、海外ゲストにも評価されているよう。
三条駅からのアクセスも良く、京都観光の拠点としても便利でしたので、ご紹介したいと思います。
ホテルエスノグラフィー祇園新門前のアクセス
ホテルエスノグラフィー祇園新門前へ「京都」駅から電車で向かう場合、二つのパターンがあります。
一つ目は地下鉄烏丸線で「烏丸御池」駅、そこで東西線に乗り換え、「三条」駅下車するパターン。
もうひとつは京阪本線の「京都」駅から「三条」駅下車のパターン。
どちらにしても、最寄りの三条駅2番出口からは徒歩約4分なので、アクセスは悪くないと言えますね。
タクシーに乗っても京都駅から約15分の距離ですが、渋滞していることも多いため、荷物が多くないのであれば電車がおすすめ。
タクシーの運転手さんに教えてもらいました(笑)
ホテルエスノグラフィー祇園新門前はその名の通り、祇園の北の端にあたる新門前通りにあります。
この通りは京都でもっとも多くの骨董店や古美術商が集まっていることで知られ、かつては浄土宗総本山・知恩院の門前町としても栄えていました。
ホテル周辺は京都市の歴史的景観保全修景地区に指定されているそうで、京都らしい街並みが見られるエリアでもあります。
こちらがホテルエスノグラフィー祇園新門前の外観。
祇園の街並みに馴染む風情のある佇まいで、京都に来たことを実感させてくれます。
ちなみにホテルエスノグラフィーはこちらを含めて京都に4つ存在し、「ホテルエスノグラフィー祇園古門前」という一字違いのホテルもあります。
のれんをくぐってホテルに入るのも不思議な感覚ですが、ちょっとワクワクしながらチェックインへ。
すでに12月に入っていましたが、玄関先ではまだ色づいたもみじを見ることができました!
チェックイン
エントランスを入るとこのような感じ。
ホテルエスノグラフィーは京都で培われた伝統の職人技術と、それとは反対に先鋭的な現代美術家たちの作品をいたるところにあしらっているそう。
細部にまでこだわりを感じる、美しい内装が目を惹きます。
クリスマスまであと10日というタイミングだったこともあり、すでにクリスマスツリーの飾り付けもされていました。
隣には予約サイト「Booking.com」のプレートが。
評点9.3(10点満点)となっており、ゲストから高く評価されているホテルであることがわかりますね!
こちらのフロントでまずはチェックインを済ませるのですが、驚いたのは外国人のスタッフしかいないこと!
あれ、ここ京都ですよね……?
若干テンパるものの、たどたどしい英語で話しかけてみると……なんと流暢な日本語で返答してくれました(笑)
喋れるなら早く言ってよ!と理不尽な文句をそっと心にしまい、精算を済ませると、館内と朝食の説明を受けてチェックインは完了。
ラウンジスペース
ホテルエスノグラフィー祇園新門前には、フロント、ロビーとシームレスで繋がっているラウンジスペースがあります。
それほど広くはないものの、外観から見てそれほど客室数も多くないようなので、混雑することはなさそうでした。
コーヒーカプセルがお洒落にディスプレイされていて、ついつい試してみたくなります!
GREEN TEAももちろん用意されています。
いずれも無料なので、翌日の旅行計画を立てる際にコーヒーを飲みながらということもできますね。
UNOやトランプ、チェスなどの懐かしいお遊びグッズも置いてありました。
ちなみにこのラウンジスペースは朝食会場も兼ねています。
さすがに一度に全宿泊客が利用することはできないので、チェックイン時に翌朝の朝食時間を選択する必要がありました。(枠さえあれば後から変更してもらうこともできるようです)
コンフォートクイーンルームに宿泊
客室に上がるにはフロントのすぐ隣にある階段か、そのもう少し先にあるエレベーターのどちらかを使います。
ボクは4階だったのでさすがにエレベーターを選択。
こちらが客室フロアに上がったところ。
ミニマリズムというのか、華美な装飾はないシンプルな廊下でした。
木製の家具に優しい色使いの陶器や……
こちらもパステルカラーのディスプレイが。
地元の職人や現代美術家による作品が至るところに散りばめられており、館内を見て回るのも楽しくなります!
そしてこちらが今回宿泊したコンフォートクイーンルーム。
壁に描かれた「雅」の文字が目を引きますが、木の床に障子を使い、照明も低い位置に設置されていることで優しい雰囲気の客室です。
クイーンベッドなので広さは1名でも2名でも申し分なし!
フットスローやクッションの和柄も京都らしさが感じられていい感じ。
こちらの「雅」の文字は昭和32年(1957年)創業し、京都で多くの文化財修復に携わってきた「京表具 井上光雅堂」が手がけたもの。
力強い筆使いの字にモザイク柄を合わせた素敵な作品ですね!
枕はご覧の通り、若干薄めのタイプが4つ。好き嫌いが分かれそうですが、数で調整できるので問題ないかと。
枕の裏にはコンセントと照明類が集められています。
スリッパはあらかじめ大きいものも用意されており、外国人ゲストでも困らない配慮がなされていました。
あえてシンプルに陶器の茶碗だけをディスプレイしているのでしょうか。
こちらのタブレットはフロントとの連絡にも使えるし、もちろんネット接続もできるので調べ物に使うのもOKでした。
洗面台も味気ない普通のものとは異なり、こだわりを感じるパステルブルーの陶器製。
アメニティは一通りのものが揃っていました。柄が可愛い!
シャワーブースのみの客室もあるようですが、コンフォートクイーンルームは洗い場付きのバスルームです。
観光で歩き回っている身体にこれは嬉しいですね。
バスタブは広いだけでなく中に段差があるので、ゆっくり浸かりたい人が使いやすい仕様になっていました。
シャンプーもこだわりのノンシリコンで使い心地はGood!
客室には宇治煎茶やほうじ茶が用意されており、お風呂上がりや朝の寝覚めに飲めばほっこりすること間違いなし!
このカップの質感も肌触りが良くてたまりませんでした!
写真じゃ伝わりにくくて残念……
ホテルエスノグラフィー祇園新門前のまとめ
少しでも京都っぽさが感じられたらなと選んだ「ホテルエスノグラフィー祇園新門前」でしたが、想像を二段階くらい上回ってくれた素晴らしいお宿でした!
付帯施設は小さめのラウンジのみ、フロントも24時間営業ではないのですが、日中は観光メインで外に出ていたので不便は感じず。
むしろ程よい距離感の接客のおかげで館内・客室に散りばめられたアートを楽しむこともできました。
ホテルエスノグラフィーのまとめ ※ボクの主観での評価です
- ロケーション 観光に便利なうえ、京都風情のある祇園エリア
- サービス 特別なサービスはないが、おもてなしの気持ちは感じる
- 満足度 趣がありながらも快適なホテルでおすすめ!
今回の宿泊費……13,600円 朝食付きプラン
ホテルエスノグラフィー祇園新門前の基本情報
住所 | 〒605-0088 京都府京都市東山区西之町219-2 |
電話番号 | 075-708-7858 |
公式HP | https://www.hotel-ethnography.com/gion-shinmonzen/ |
IN・OUT | IN 14:00 / OUT 11:00 |
クレジット | VISA / Mastercard / AMEX / DINERS / UC |
ネット環境 | 館内WiFi無料 |
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