【ワット・プラシン】チェンマイで最も格式高い寺院!獅子の寺なのに金の象?|アクセス&見どころ紹介

仏塔

タイ北部のチェンマイで最も格式高いとされる寺院「ワット・プラシン(獅子の寺)」に行ってきました。

本堂はもちろん、スリランカから渡来したプラシン仏が安置された礼拝堂や、金色の象が可愛い仏塔など、見応えのあるお寺です。

モッシュ

チェンマイ旧市街内(西側)にあるので、他のお寺と合わせて巡ることができました!

この記事では、ワット・プラシンの歴史、アクセス、見どころなどを紹介していきます!

目次

ワット・プラシンとは

本堂

ワット・プラシン(Wat Phra Singh)はチェンマイで最も格式が高く、タイ北部で栄えたランナー文化の影響を大きく受けた寺院です。

ランナー王朝第5代パーユー王によって建立された当初は「リーチェンプラ寺院」と呼ばれていましたが、のちに第7代セーンムアンマー王がチェンライから迎えたシヒン仏(獅子仏の意)を祀るようになり、現在まで「ワット・プラシン(獅子の寺)」の名称で知られるようになりました。

600年にわたってランナータイ王朝の都であったチェンマイには約300の寺院や遺跡が残されていますが、ワット・プラシンはその中でも必見と言えるでしょう。

ワット・プラシンへのアクセス

ワット・プラシンはチェンマイ旧市街の中心からほど近く、最寄りである西のスアンドーク門からは歩いて5分程度の距離。

チェンマイ旧市街内に滞在していれば、だいたいどこからでも歩いて訪れることができますね。

とはいえチェンマイは基本的に年中暑いので、ある程度離れている場合にはタクシー等がおすすめ。

モッシュ

旧市街内からタクシーやトゥクトゥクに乗れば、数分程度でワット・プラシンまでたどり着くことができますよ!

ワット・プラシンを見学

注意書き

ワット・プラシンを見学・参拝する際には、一般的なタイのお寺と同様に露出の多い服はNGなのでご注意ください。

その他、本堂に上がる場合には入場料20バーツが必要になります。

あらかじめ小銭を用意しておくといいですね。

本堂

本堂

こちらの本堂は寺院に入ってすぐにそびえ立っており、遠目でも分かるほど絢爛豪華な黄金の装飾がなされています。

さすがはチェンマイで最も格式高いお寺、日の光で輝いて荘厳な雰囲気を醸し出していました。

ナーガ

入り口にはタイ北部の寺院では良く見かける二匹の蛇神(ナーガ)がいます。

本堂

こちらが本堂入り口。

靴を脱いで、入場料を納めてから中へ入ります。

本堂

正面には大きく金色に輝く仏様が見えますね!

実はこの時、何かしら行事をしていた様子で中に入ることができなかったのですが、普段は目の前まで進むことができます。

経蔵(ホートライ)

ホートライ

本堂の右隣には経蔵(ホートライ)という、経典などの書物を納める建物があります。

この経蔵はラーンナー朝第11代ケーオ王により建てられましたが、現在残っているのは1924年頃、当時のチェンマイ王ケーオナワラットにより再建されたもの。

モッシュ

実はこの建物の半分はコンクリート製なのだとか!

ホートライ

ちょっと変わっているのが、この経蔵、入り口の階段が下まで無いこと。

日本の高床式倉庫のような鼠などの侵入を防ぐ発想なのか、それとも宗教的な理由からなのかはわかりませんでしたが、なかなか見ない様式だったので興味深かったです。

ホートライ

建物下部には良く見ると繊細な彫刻が施されており、正面以外も見応えがありました。

金色の仏塔 with 象

仏塔

境内の奥に進むと金色の仏塔が二基並んでそびえ立っています。

チェンマイの雲ひとつない青空によく映えますね。

仏塔
モッシュ

この黄金の仏塔の下に目を向けると……象?

仏塔

そう、この仏塔、側面から金色の象が顔を出しているのです!

モッシュ

おそらく宗教的な意味合いがあるのでしょうが、仏塔のどの面からも象が顔を出しているのでなんだかほっこり(笑)

「獅子の寺」に象がいるのも不思議な感じがするものの、仏教に象はよく登場しますし、当然といえば当然なのか……。

仏塔

ワット・プラシンに来たらぜひ愛らしい表情の象たちもお見逃しなく!

お堂

建物

経蔵の裏手には同じ色調のお堂があります。

装飾

入り口の彫刻は本堂と異なり木製のようでしたが、その細かさと美しさには思わず見入ってしまいました。

建物内部

内部も開放されており、こちらは自由に見学することができます。

建物内部

中央には金色の仏が安置されており、その周囲にも坐像や立像が並んでいました。

建物内部
建物内部

礼拝堂「ヴィハーン・ライカム」

本堂の左後方にある礼拝堂「ヴィハーン・ライカム」には、寺の名前の由来にもなっている黄金のプラシン像が安置されています。

1,500年以上も前に作られ、スリランカから渡来したとされる由緒正しい仏像。

本堂裏の小さい礼拝堂ゆえに見逃されてしまいがちですが、ここまで来たなら間違いなく一見の価値ありです!

モッシュ

……写真がないのは、そう、ボクも見逃したからです(笑)

ワット・プラシンのまとめ

二人の像

ワット・プラシンはチェンマイで最も格式高い寺院とされるだけあり、本堂を始め、いずれの建物も大きく荘厳でした。

モッシュ

まさにラーンナー建築の頂点にあるような寺院です!

もちろん宗教的観点からも重要な寺院であり、今でも地元の方が足繁く通っていらっしゃいました。

チェンマイ旧市街内からであればアクセスも容易な寺院ですが、見学する際には参拝者を優先するなど、配慮を欠かさないようにしたいですね。

ワット・プラシンのまとめ ※ボクの主観での評価です

  • ロケーション  チェンマイ旧市街内からであればアクセス容易
  • 一人でも楽しめる?  格式高い寺院なので、静かに見学できる
  • 満足度  ラーンナー建築&貴重なプラシン像は必見!
  • 日本語  通じない。ただし、使う機会もない。

ワット・プラシンの基本情報

住所2 Samlarn Rd, Phra Sing, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50280
営業時間9:00〜18:00
拝観料20TB(約80円) ※本堂のみ、他は拝観料不要
仏塔

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