鎌倉と言えば何と言ってもあじさいが有名ですよね!
そんなあじさいの名所・鎌倉でも必見のスポットが、今回ご紹介する「長谷寺」です。
江ノ島電鉄・長谷駅から徒歩4分とアクセスが良いにもかかわらず、2,500株のあじさいが花を咲かせる景勝地。
境内の「あじさい路」は、休日にもなれば行列ができるほど!
今回はそんな長谷寺を拝観してきましたので、あじさいの様子はもちろん、アクセスやその他の見どころ、混雑状況などをシェアしていきます。
長谷寺とは
長谷寺は神奈川県鎌倉市にあり、「長谷観音(はせかんのん)」と通称されている浄土宗系のお寺。
その歴史は大変古く、伝承によれば、創建は奈良時代の天平八年(西暦736年)になるそう。
本尊の十一面観世音菩薩像は木彫り仏としては日本最大級の9.18メートルを誇り、坂東三十三所観音霊場の第四番に数えられる古刹です。
境内は山の裾野から中腹にかけて広がっており、四季を通じてさまざまな花が咲くことから「花の寺」として多くの人々に親しまれている長谷寺。
中でも40種類2,500株が植えられているあじさいが有名で、鎌倉でも有数の人気観光スポットになっています。
長谷寺へのアクセス
長谷寺へは江ノ島電鉄 「長谷駅」から徒歩4分と、アクセスは良好。
鎌倉大仏が有名な高徳院と同じ方向なので、あわせてお参りすることもできるのは嬉しいですね。
駅前の案内板に従い、通りを北上すると約2分ほどで「長谷観音前」という交差点に出ますので、この角を左に曲がって直進。
交差点を曲がった先、突き当たりにあるのが長谷寺です。
ボクが行ったのは6月下旬と、まさにあじさいの見頃だったので、多くの人が駅から長谷寺を目指しており、その流れに乗るだけで気がついたら着いてしまいました。
長谷寺を拝観
長谷寺への拝観には、まずチケットの購入が必要。
入口のすぐ左隣にチケット売り場があるので、こちらに立ち寄りましょう。
有人の窓口もありますが、なんと電子マネー(Suicaなど)が使える自動販売機もあり、お寺にも時代の流れが来ていることを感じました(笑)
こちらが境内の鳥瞰図。
境内に入ってすぐのところにパンフレットがあり、そちらに記載されているので、もらっておくと便利!
日本語のほかにも英語・中国語・韓国語版が用意されていました。
長谷寺の本堂、および見どころでもある「眺望散策路(あじさい路)」と「見晴台」はいずれも同じ順路を進むことに。
入口の山門から見て正面にある階段を登りきると、上の鳥瞰図の1:本堂の前に出ます。
本堂を右手に見て直進すると、正面には由比ヶ浜と鎌倉の街並みを一望できる13:見晴台があり、本堂奥の14:観音ミュージアム裏には12:あじさい路(=眺望散策路)への入口です。
手水舎を左に見て直進するとすぐ突き当たり、その右手に本堂前まで続く階段があります。
こちらはそれほど険しくはないのでご安心ください。
階段の途中には地蔵堂があります。
こちらでは水子を供養しているようでした。(水子とは流産、あるいは堕胎した胎児のこと)
階段を登りきると立派な本堂が!
山の中腹に築かれているとは思えないほど大きく、中には大仏が安置されていました。
こちらが観音ミュージアム裏手にある、「あじさい路」への入口です。
ピーク時にはここへ入るのに並ぶ必要があるそうですが、平日だったこともあってか待ち時間はありませんでした。
フォトジェニックなあじさい路を散策
こちらがあじさい路からの景色!
長さは800メートルほどあり、色とりどりのあじさいを様々な角度から眺めることができました。
あじさい路は山の斜面に開かれており、急峻というわけではありませんが、階段を登っていくことになります。
後ろを振り返るとたくさんの人が。
平日15時ごろでこの人手ですから、休日はかなり混みあうことが想像できますね。
大振りな花をつけたあじさいには圧倒されました……!
お寺、竹林、あじさいの組み合わせは写真映えしますね!
絶景の見晴らし台で一休み……
あじさい路を下ってくると本堂前に戻ることができます。
本堂前広場の奥には見晴台があり、遮るものもないので鎌倉市街がよく見えました。
ただし、この日はあいにくの曇天。(梅雨時だから当たり前?)
晴れていればよりいっそう爽快な景色が広がっていたでしょうね……。
見晴台にはベンチも設置されているので、ここで小休止をすることもできます。
少し座って休憩していたところ、FREE Wi-Fiの看板を発見。
境内で無料Wi-Fiが使えるのは珍しい気がしますね!
それだけ外国人を含めた観光客が増えているのかな?
見晴台のとなりには、同じく鎌倉市街を一望できるレストラン「海光庵」があります。
営業時間はAM10:00~PM4:15と、長谷寺の拝観時間よりも少し早めに終了してしまいますが、営業時間内に拝観できた方は立ち寄ってもいいかもしれませんね!
長谷寺のまとめ
長谷寺は、鎌倉でも有数のあじさいの名所ということでしたが、「あじさい路」はその名の通り、もしくはそれ以上に見応えある素晴らしい景色でした。
6月~7月上旬にかけて、鎌倉を訪れるなら外せないスポットと言って間違いなし!
ただしその分休日は特に混雑する点は要注意です。
今回は使われていなかったものの「あじさい路 ●●分待ち」といった看板が入口にあったくらいですから……(笑)
長谷寺のまとめ ※ボクの主観での評価です
- ロケーション 江ノ電の最寄駅から徒歩圏内&鎌倉大仏近く
- 一人でも楽しめる? 広い境内なので問題なし!
- 満足度 見応えある「あじさい路」は必見です!
長谷寺の基本情報
住所 | 〒248-0016 神奈川県鎌倉市長谷3-11-2 |
開門時間 | 夏期(3~9月)8:00~17:00(閉山17:30) / 冬期(10~2月)8:00~16:30 |
拝観料 | 大人 400円 / 子供 200円 |
駐車場 | 普通車 30台 30分300円 |
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