こんにちは、英語ができないホテルマン モッシュです!
皆さんはタイ料理と聞いてなにを思い浮かべるでしょうか?
タイカレーにトム・ヤム・クン、タイスキなんかも有名ですよね。
今回はそんな名物だらけのタイ料理をまとめて味わえる、夢のようなスポットをご紹介します!
タイ料理は種類が豊富!
タイの国土は南北に広がっており、北はミャンマーやラオス、南はカンボジアやマレーシアと国境を接しています。そのため気候や周辺国からの影響を受けて、各地方の料理は異なる特徴を持っています。
地方によって特徴が異なる
- 中央部・・・代表料理:グリーンカレー・タイスキ
首都バンコクとその周辺は政治・経済の中心だったためか、中国の影響を受けた料理がある。ココナッツミルクがよく使われ、マイルドな味わいのものも多い。
- 北部・・・代表料理:カオソーイ(レッドカレー + ココナッツミルク + 揚げラーメン)
隣国ミャンマーの影響を受けており、ミャンマー風のカレーが食べられる。また、もち米を主食とする地域もある。チェンマイもこのくくり。辛い。
- 東北部・・・代表料理:ソムタム(青パパイヤのサラダでナンプラー・ライム等で味つけ)
「イサーン料理」で有名。隣国ラオスの影響があり、豚・鳥や川魚を用いる料理が多い。酸味が強い傾向。そして辛い。
- 南部・・・代表料理:カオヤム(野菜・ハーブ等を使ったまぜご飯)
歴史的にアラブ人との交流があった地域であり、アラブ料理の影響を受けてターメリックなどがよく使われる。やっぱり辛い。
基本的にタイ料理は辛いものが多いです。酸味が強かったり、塩味が強かったりと辛さのタイプは地域ごとに少しずつ違うようでした。ボクは辛いものがそれほど得意ではないですが、酸味のある「イサーン料理」は食べやすかったです。
地方ごとに特色のあるタイ料理ですが、バンコクでは各地方の出身者が集まっていることもあり、どの地方の料理も楽しむことができます。
食べられる場所もいろいろ
本場のタイ料理を食べられる場所は主に以下の4つ。
- レストラン・・・衛生的で料理も美味しいが、やや高いのが難点
- 食堂・・・地元感が増し、価格もリーズナブルだが、衛生面が心配
- 屋台・・・異国情緒満載!ただし不衛生なところも多いので注意
- フードコート・・・タイ料理を安く食べることができ、衛生面も食堂より良い
どの地方の料理でも美味しいと感じられるものは見つかるはず。タイ料理は日本人の口に合うのかもしれませんね。
ただし特に短期滞在者の方は、あまり清潔とは言えない屋台は控えたほうが無難かも。短い旅行期間中にお腹を壊したりすると、その後の行動に支障をきたすのはもちろん、最悪予定していた日に帰国できないなんてこともあります。ボクの実体験(笑)
一度に味わえるタイの「フードコート」
タイ中の名物料理を味わえる場所
ここまでタイ料理の種類と、それを食べられる場所をご紹介してきました。
でも限られた滞在期間のなかで、あちこち回って全部食べるというのは、時間的にもコスト的にも難しいですよね・・・。
そんな人におすすめなのがフードコート!
屋台や食堂と比較すれば清潔な環境にあり、価格も屋台ほど安くはないけど、本格的なレストランほどは高くありません。なにより各地方のタイ料理が集まっているから、あれこれ試すことができます!
タイのフードコート 日本と同じ?
日本のフードコートと同じかと聞かれると、「ほぼ同じ」という答えになります。好きなお店で注文して、自分で席を選んで食べるというところは日本と変わりません。ただし、各店舗でお金を払わないシステムになっているのが違うところ。
フードコートを利用する際の流れは以下のような感じ。
[box class="blue_box" title="フードコート利用の流れ"]- クーポンカウンターに行き、カードに現金をチャージ
- 食べたいものが決まったら、店員さんに注文するのと同時にカードを渡す
- 空いている席を確保したら、食べる!
- 食べ終わったら、チャージ残額を返金してもらいましょう。
余ったら返金してもらえるので、少し多めにチャージしてしまいましょう
大きいフードコートは外国人向けなのか、メニューに番号を振ってあります。番号を言うだけで伝わります。
食器類は返却口がない場合もあるので、そのときは席に残したままでOKです。
返金ははじめのクーポンカウンターで。カードを渡して「Can I have a refund?」とかで分かってもらえます。
フードコート「PIER21」に行ってみた
実践編ということで、BTS アソーク駅直結の巨大ショッピングモール「ターミナル21」に併設されたフードコート「PIER21」に行ってきました!
「ターミナル21」はフロアごとに世界の都市をテーマとした展開をしています。東京のフロアもありますが、外国人から見る東京ってこんな感じなんだなと思わず苦笑してしまう仕上がりです・・・(笑)
「PIER21」内は緑が多く、開放的な雰囲気です!
今回は11時ごろに訪問したので空いていますが、昼どきはかなり混雑していました。ただ回転も早いので、少し待っていればすぐに席は空きます。
フードコートエリアの入り口にあるクーポンカウンターに並び、200バーツを渡すと、チャージされたカードを返してくれます。自分の番が来てからはほんの30秒ほどで完了です。
あとは日本と同じく注文あるのみ!気になったお店でメニューの番号を伝え、カードを一緒に渡してください。カードから代金が差し引かれ、残額の記載されたレシートと一緒に返してくれますよ。
今回注文したのはマッサマンカレーとマンゴースムージー!合わせて120バーツ程度で食べることができました。
PIER21は返却口が用意されているので、食器類を返却するようにしましょう。ローカルなスーパーマーケット併設のフードコートでは、そのまま残しておいて良いパターンもあります。
最後にクーポンカウンターに立ち寄って返金してもらうのも忘れずに!
タイのフードコート まとめ
海外でフードコートって少しハードル高いような気もしますけど、使い方さえわかっていればとっても簡単です。
あれを食べにあのレストラン、これを食べにその食堂、ってやっていると観光する時間がなくなってしまったりしますよね。グルメ目的の旅であれば、その料理の名店を訪れるのも良いでしょう。優先順位は観光で、タイ料理はちょっと楽しめればいいかなというときにはフードコート、おすすめです!
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