ダナンといえば、米フォーブス誌で「世界の魅惑のビーチ6選」にも選ばれたベトナムきってのビーチリゾート。
2014年に成田空港とダナン間の直行便が就航したことで日本からも訪れやすくなっており、バカンス先として注目されていますね!
今回ボクはベトナム中部に点在する3つの世界遺産(ミーソン聖域・古都ホイアン・フエの歴史的建造物群)を巡る拠点としてダナンに滞在しました。
ホテル滞在の時間はあまり取れないので、宿泊費を抑えるべく、人気の高いビーチ沿いの豪華なリゾートホテルは対象外に……。
最近インスタなどでよく見かけるインフィニティープールがあると聞き、ダナンの中心を流れるハン川沿いの「フィビテル・ダナン」に宿泊してきました。
フィビテル・ダナンへのアクセス
フィビテル・ダナンは「川側」、「街側」と呼ばれるエリアに位置しており、リゾートホテルの多いビーチ沿いのホテルと比べると人気のないエリアということになるかもしれません。
このエリアはビーチへのアクセスという点ではいまいち(それでも徒歩圏内ではありますが)な一方、宿泊費はやや抑えめであったり、滞在を楽しめるように設備が充実させているホテルが多い印象でした。
フィビテル・ダナンはハン川沿い、チャンティリー橋にのほど近くに位置しており、ビーチに出るには徒歩約20分ほどかかる距離。
繁華街からもやや離れており、そのぶん騒音は気にならなかったです。
ベトナム第3の都市とはいえ、ハノイやホーチミンと比べればまだまだ発展途上の街なので、深夜まで鳴り響くクラクションに悩まされることはありませんでした。
ダナン国際空港からのアクセス
日本からでも、他のベトナムの都市からでも基本的にダナンの玄関口はダナン国際空港になります。
ダナン国際空港からシャトルバスなどは出ていないので、フィビテル・ダナンに限らず、ダナン市内のホテルへはタクシーが主な交通手段。
20〜30分で市街まで出ることができ、料金は20万ドン程度(約1,000円)なので、気兼ねなく利用できますね。
タクシーは空港前に待機しているので、難なく捕まえることができますよ。
館内の様子
ホテルに到着したのは22時過ぎ。
ドアマンに迎えられ、エントランスをくぐるとすぐにロビーです。
入って右手にはフロント、正面に客室フロアへのエレベーターとコンシェルジュデスクという配置。
左手にはソファースペースや売店があるようです。
増えているとはいえ、ダナンを訪れる日本人はまだまだ少ないのか、やはり日本語は通じませんでした。
韓国語は通じるようで、宿泊客にも韓国人らしきカップルやファミリーが多く見受けられました。
ベトナムは本当に韓国人が多いですね。
チェックインはパスポートを渡せばスムーズに手続きを進めてくれ、英語ができなくてもなんら問題はありません。
ちなみに、翌朝から出発したダナン中部を巡る弾丸一人旅は、ここのドアマンがタクシーをチャーターしてくれ、ボクの無茶な計画もドライバーと相談して調整してくれました。
ツアーを使わずに個人でベトナム中部に点在する世界遺産を巡るのであれば、ホテルスタッフに相談するのが一番手っ取り早いかもしれません。
カードキーを受け取り、さっそく客室フロアへ。
大理石(風?)の壁に毛足の長いフカフカのカーペット、リゾートらしい鮮やかなブルーの扉もお洒落で高級感があります。
扉が厚いのか、客室から音が漏れているようなこともありません。
デラックスダブルに宿泊
今回宿泊したのは「デラックスダブル」でした。
デラックスとはいっても、このタイプがフィビテル・ダナンでは一番リーズナブルなので、スタンダードなお部屋ということのようです。
デザインはどことなく南欧リゾートのようなデザイン。
……南欧行ったことないんですけどね(笑)
ベッド脇の電話も凝った意匠で、一周回って使い方がわかりません。
お部屋の一角には2人掛けのソファーもありました。
食事したり、翌日の予定を確認するためあれこれ広げるのにちょうどよかったです。
化粧台も豪華!照明も点きます。
ミネラルウォーターは無料です。(大中小のボトルがやたらいっぱいある)
スナックやヌードルは有料なので気をつけましょう!
フィビテル・ダナンにはルームサービスもあります。
上の写真は「Late Night Food」ということで、22時以降に頼めるフードメニューです。
洋食とベトナム料理が揃っている充実のラインナップ!
繁華街からやや離れているので、夜に小腹が空いたとき、ホテル内で腹ごしらえができるのは嬉しいですね。
客室内での履物はビーチサンダル。
ビーチリゾートだからということでしょうか?
新品というわけではなさそうだったので、気になる方はスリッパ持参のほうがよさそうです。
バスルーム
バスルームのデザインもお洒落です!
レインシャワー付きなのは良いのですが、シャワーの水圧はけっこう弱めなのが気になりました……。
トイレにウォシュレットは付いていませんが清潔。
客室からの眺め
客室にはベランダが付いており、そこからの眺めは素晴らしかったです!
ダナンは橋の街としても有名ですが、そのうちのひとつ「チャンティリー橋」のライトアップが綺麗に見えました。
遮るものもないので、この夜景を思う存分堪能できます。
ライトはさまざまな色に変化し、いつまで見ても飽きません。
朝のチャンティリー橋。
客室の位置によって見える景色は差があるようなので、眺望も楽しみたいという方は、あらかじめホテルへリクエストしておくことがおすすめ。
有名な海外ホテル予約サイト(Expedia・Booking.com・Agoda)では、予約時に眺望リクエストも簡単に出せるので、言語面で不安がある方でも使いやすいと思います。
ビュッフェスタイルの朝食
朝食会場はホワイトをベースにした明るい雰囲気のレストラン。
座席数が多いので、ピーク時でも座れないなんてことはなさそうです。
ボクも8時半に行ったところ、賑わってはいたものの、隅の比較的落ち着いた席に通してくれました。
朝食はビュッフェスタイルでした。
ベトナムではよくスイカを見かけますね。
さっぱりしたスイカジュースは朝にグビグビ飲むのが一番美味いのでよかったら試してみてください!
肝心の料理のほうは洋食がメイン。
いちおうベトナム料理の「フォー」らしきものもありましたが、ハノイで食べた絶品フォーとはなにか違う……。
キムチが入っていてスープはピリ辛だし、なんとなく韓国人向けの味付けになっている気がします。
料理の味は総じて「まあ、悪くはない」という感じでした。
ハノイの絶品フォーの人気店「Pho10」の記事はこちら↓↓↓
館内設備
フィビテル・ダナンは宿泊料がそれほど高くない割に、館内設備が充実していました!
ボクが利用したのはプールだけですが、ジムやバー、SPAもあったので、それらを満喫するだけでも一日がおわってしまうくらい!
朝食の帰りにスパをのぞいてみると準備中の様子でした。
受付のスタッフさんに声をかけて、中を見学させてもらいます。
こちらが施術スペース。
アロマを焚いているのか、ほのかにいい香りがしていてリラックスできそう!
カップルや友達で並んで受けることもできるのもいいですね。
料金はこんな感じ。
マッサージやスキンケアがセットで受けられる「FULL SERVICE」が100万ドン(約5,000円)と、これはかなりお得なのでは……!?
ダナンでのんびり過ごすつもりの人はぜひ受けてみてください!
インフィニティープール
ボクがフィビテル・ダナンを宿泊先に選んだ理由でもあるインフィニティープールは、客室フロアからエレベーターで25階に上がった先にあります。
ジムやバーとは同じフロアでした。
こちらのプールはハン川に向いて開けており、プールサイドがハン川に溶け込むように見える絶景でした!
夜まで利用できるので、夕日の沈むダナンの街並みや、ライトアップされたチャンティリー川を眺めながらバーのカクテルを楽しむのも素敵ですね!
惜しむらくは常に利用者がいて、写真が撮れなかったこと……。
やっぱりこのプールを目当てに宿泊している方も多いんでしょうね。
フィビテル・ダナンのHPにはギャラリーもあるので、興味がある方は除いて見てください。
フィビテル ダナンのまとめ
このホテルの売りはなんといってもインフィニティープールをはじめとした館内施設の充実!
これだけ立派な設備を持ったホテル、日本で泊まろうと思うと最低でも宿泊料は5倍かかると思います。
繁華街、ビーチどちらからもやや遠いのは難点ですが、そのぶんホテルステイを楽しめるようにしているのでしょうね。
ダナンでのんびりしたい、時間にゆとりのある方に向いているかも。
ハン川沿いで宿泊費は割と控えめながら、インフィニティプールをはじめとした充実の設備と、チャンティリー橋を望むことができる客室がおすすめポイントです!
フィビテル・ダナンのまとめ ※ボクの主観での評価です
- ロケーション ビーチ目的でなければ、静か&眺望有りでおすすめ
- サービス スタッフが多く、サービスが行き届いていた
- 満足度 プールをはじめとした施設の充実でコスパGood!
- 日本語 通じない、英・韓は多くのスタッフに通じる様子
今回の宿泊費……約6,600円 朝食付きプラン
フィビテル・ダナンの基本情報
住所 | 388 Tran Hung Dao Street, Danang City, Vietnam |
電話番号 | (+84) 236 3 555 688 |
info@fivitel.com.vn | |
公式HP | http://fivitel.com.vn/en#section-home |
IN・OUT | チェックイン 14:00 | チェックアウト 12:00 |
クレジットカード | VISA/Mastercard/AMEX/JCB |
ネット環境 | Wi-Fi無料 |
館内設備 | インフィニティープール/ジム/バー/売店/エステ・スパ |
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