【十分フォトジェニックスポット】天燈(ランタン)だけじゃない!台湾最大の滝もある十分の魅力を紹介

基隆河

台湾北部に位置する十分は、台湾旅行の定番である九份とセットで訪れる方が多い観光地です。

近年では天燈(ランタン)上げで日本人観光客にも有名になった十分ですが、それだけで帰ってしまってはもったいない!

モッシュ

十分には、九分にも負けないくらいのフォトジェニックスポットが複数あるのです。

今回は十分の魅力を伝えるべく、写真付きでそれぞれのスポットを紹介したいと思います。

目次

十分とは

十分駅

十分(シーフェン/Shifen)は台湾の新北市に位置しており、台鉄平渓線の十分駅があります。

台湾では天燈(ランタン)に願い事を書き、空に飛ばすことで願いが叶うとされており、十分では一年中この天燈上げを体験できることで有名。

十分駅は列車の通過しないタイミングでは線路上に立ち入ることができ、天燈上げも基本的には線路の真ん中で行われています。

線路沿いには飲食店やお土産屋が両脇に並んでおり、列車が道すれすれを通過するのも見どころのひとつですね。

天燈上げは悪天候時には中止されてしまうことがあります。
天燈上げが目的の場合、事前に天気予報はチェックしておきましょう!

十分のフォトジェニックスポット

十分に訪れる観光客の大半は天燈上げが目的でしょう。

しかし、それだけで帰ってしまうのはもったいないくらい、十分には他にも魅力的なスポットがあります。

モッシュ

ここからは十分のフォトジェニックスポットを順番にご紹介していきます!

十分駅舎

十分駅

まず初めにご紹介するのは、十分の玄関口である十分車站(十分駅)です!

十分を訪れる人は基本的に台湾鉄道平渓線を使い、この十分駅に着くことになるはず。

開業は1929年と、すでに100年近くが経過しており、かなり古い駅の一つです。

十分駅

この十分駅は年季が入っているがゆえにレトロな台湾の雰囲気を感じられます。

十分駅
モッシュ

台湾鉄道の列車が線路すれすれを走っているのも見どころ!

列車が通過しないタイミングでは線路に出ることもできるので、いろいろな角度から駅を撮影することも可能です。

十分駅

十分駅の駅舎内には売店があるのですが、その名も幸福車站

こちらの売店もだいぶ年季が入っているものの、それがむしろ味になってもいます。

ここにしかないであろうグッズもあり、列車待ちのあいだに覗いてみるのも楽しいですよ!

十分駅

売店の壁には切符を模した「十分発 幸福行」のディスプレイが!

「永久有効」になっているのも素敵ですね!

十分駅

幸福がテーマになっているのか、こちらには駅ホームの看板を模したオブジェもありました!

十分駅

そのまま目の前のホームに出てみると猫がお昼寝していました!

モッシュ

可愛いけど、そこ、昼寝をするにはうるさくないでしょうか……?

天燈上げ

天燈上げ

十分駅の左手には、線路沿いに飲食店や売店が立ち並ぶ十分老街があります。

ここで楽しめるのが、十分のハイライトである天燈(ランタン)上げですね!

十分老街にはいくつか天燈上げをできるお店があり、150元~200元(日本円 約500~700円)ほどで体験することが可能。

天燈上げ

願い事の内容によってランタンの色が異なるため、色とりどりのランタンが次々と上げられていく様子も見られますよ!

十分の吊橋①:静安吊橋

静安吊橋

十分駅の目の前にあるのが、この静安吊橋です。

静安吊橋は1947年、炭鉱の運搬目的で建設された全長128mの連絡橋。

炭鉱自体はすでに採掘が終了してしまいましたが、その後は歩行者が通行できるように整備されたものです。

静安吊橋

かなり古びているように見えますが、青と白の吊り橋は観光客にも人気の写真撮影スポットになっています。

静安吊橋

渡るには少し勇気がいりますが、橋の上からの様子も見ごたえがありますから、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

静安吊橋

快晴の時の景色がこちら!

モッシュ

この絶景が駅の目の前から望めるのですから、見逃がす手はありません!

十分の吊橋②:四廣

四廣潭橋

十分にはまだまだ吊橋があります。

次にご紹介するのは、先ほどの静安吊橋とは違い、十分駅から少し離れたところにある四廣潭橋です。

四廣潭橋

だいぶ古びた様子の静安吊橋と比較すると新しく、かなり頑丈そうに見えますね!

四廣潭橋

この先を進むとある絶景スポット十分瀑布への道中、十分ビジターセンターの脇にある四廣潭橋。

ビジターセンターにはカフェもあり、そのテラス席からもこの橋を眺めることができますよ。

四廣潭橋

橋の上からの景色は、静安吊橋と比べても自然が多くなりますね。

四廣潭橋への行き方

十分駅から四廣潭橋までは歩いて約20分ほどかかります。

十分瀑布を目指せば自然と通ることになります。

十分の吊橋③:観瀑昂橋

観瀑昂橋

最後にご紹介する吊り橋は、こちらの観瀑昂橋です。

四廣潭橋と同じく十分瀑布への途上にある吊り橋なので、十分瀑布を訪れるならセットで渡ることができますね。

観瀑昂橋

この橋の見どころは橋と平行に敷かれた高架の線路が見られること。

タイミングさえ合えば、真横を列車が通過するスリリングな体験ができるのもポイントです!

観瀑昂橋

落下の心配はありませんが、他の吊り橋と比べると揺れが強いので、高所恐怖症の方はご注意を。

観瀑昂橋への行き方

十分駅からは歩いて20分弱、四廣潭橋からはすぐのところに架けられています。

十分瀑布

十分瀑布

ボクが十分で一番おすすめしたいのがこちら!

この十分瀑布は落差約20m、幅約40mと、カーテン型としては台湾で最大の滝です。

その美しさから台湾のナイアガラとも呼ばれる絶景スポット!

十分瀑布

台湾最大の滝にふさわしく滝壺もとても大きい!

20mの高さまで水しぶきが上がるほどの水量で、間近で見ると大迫力です!

十分瀑布

見る場所を変えることで色々な表情が見られるのも十分瀑布の魅力!

十分駅からここまで来ると、往復で約1時間、鑑賞まで含めれば1時間半は見る必要がありますが、それでも訪れるだけの価値があると思います。

台湾人に聞くと「十分と言えば(ランタンではなく)十分瀑布!」というくらいの絶景スポットですので、皆さんもぜひ足を運んでみてください。

十分瀑布への徒歩での行き方ガイドはこちら↓↓↓

十分観光のすすめ

九份とセットでの観光が定番の十分ですが、九份にも負けない魅力が伝わったでしょうか?

今回の記事が十分観光の参考になれば嬉しいです!

なお、十分までは台湾鉄道を使っていくこともできますが、本数が少ないことがネックになりがち。

モッシュ

海外旅行で移動に時間を取られるのはもったいない……

オプショナルツアーを数多く扱うVELTRAでは、十分を含む1日、半日のツアーも販売されています。

移動はもちろん、食事や天燈上げ体験の手配が含まれているものもあるので、台湾旅行の際にはぜひチェックしてみてください。

基隆河

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