【億載金城】台湾初の洋式砲台へ!台南・安平エリアに残る国定史跡の行き方&見どころを紹介

今回は築造から150年近くという長い歴史を持つ国定史跡「億載金城」に行ってきました。

レプリカの大砲が残された内部は管理状態も良く、当時の様子に想いを馳せることのできる歴史スポットです。

モッシュ

歴史好きにはたまらないスポットでした!!

一方でアクセスはあまり良くないので、訪れる際の参考になればと思います。

目次

億載金城とは

大砲レプリカ

「億載金城」とは、当時台湾の中心都市であった台南に中国清朝が築いた海防用の要塞のこと。

台湾で初めての洋式砲台として「二鯤身砲台」の名を与えられましたが、城門に掲げられた額から「億載金城」としても呼ばれるようになりました。

ちなみに英語だと「Eternal Golden Castle」となるので、何かとてつもないお城のように聞こえます。

億載金城は1874年の日本による台湾出兵をきっかけに築かれており、その後の日本統治時代に軍事的役割を終えたことから大砲を撤去されました。

最初から最後まで日本との関わりも深い要塞ですね。

1975年、築造100周年を記念して大規模な修復がなされ、レプリカの大砲が配置されるなど、公園として整備されました。

億載金城へのアクセス

億載金城へのアクセスには、バスかタクシーの利用が一般的。

台南には地下鉄がなく、2020年11月時点でUberも使うことができませんでした。

コスパの良いバスを取るか、時間効率の良いタクシーを取るか、それぞれの重視する方に応じて選ぶ必要がありますね。

バスで億載金城へ行く場合

台南駅からバスを利用する場合、約30分で運賃は18元(約65円)です。

運賃が安いのは魅力ですが、時間がかかる上、路線が多く観光客には分かりづらい点がデメリット。

どうしてもバスがいい!という人は、台南駅ロータリー脇にある観光案内所(ボクが行った時は日本語可でした)でどのバスに乗れば良いか聞いてみましょう。

億載金城まで行く路線は意外と多く、あまり待たずに乗ることができるかもしれません。

タクシーで億載金城へ行く場合

タクシーであれば、台南駅から億載金城まで約20分の距離。

バスに比べれば時間のロスが少ないので、滞在期間が短い方はタクシーの方が良さそう。

ただし、運賃は200~300元程度(約720~1,080円)は見ておく必要があり、バスと比べるとだいぶコストがかかります。

Tbike

ちなみに億載金城の目の前にはT-Bikeというシェアサイクルの駐輪場もあります。

台南市内の別エリアからの移動であれば、自転車で移動するのも旅情があって良いかもしれませんね!(台南駅からは遠すぎると思いますが……)

外国人観光客(台湾の電話番号を持っていない方)でも、クレジットカードを使って借りることができますよ。

看板

億載金城を見学

受付

まずは門の外にある受付でチケットを購入しましょう。

写真の通り、営業時間は8:30~17:30で、大人50元(約180円)です。

日本語パンフレットもありましたので、せっかくなのでとりあえずもらっておきました。

億載金城入り口

受付を過ぎるとすぐに億載金城への入り口があります。

門の上には、呼び名の由来にもなっている「億載金城」の額が掛かっていますね。

清朝末期の官僚 沈葆楨(しん ほてい)による直筆の字には、1億年耐えられる要塞であるように、という想いが込められているそうです。

お堀

現在は一部しか残っていませんが、かつてはぐるりと周囲を堀で囲まれていました。

ボート乗り場

このお堀はボートで遊覧することもできるようで、営業時間は9:30~17:00、運賃は30分100元(約360円)となっています。

この日は雨だったためか、平日だったためかわかりませんが、営業していませんでした。

ドラゴン型のボートに台湾らしさを感じますね。(日本のあひるボートみたいなものでしょうか)

億載金城入り口

億載金城のレンガ造りの門をくぐっていきます。

この門は高さ5mもあり、レンガ材は億載金城から約1.5km北にある安平古堡(ゼーランディア城)の建材を再利用したそうです。

門

通り抜けた後に振り返った図。

内側には「億載金城」とは違う文字が掲げられているようですが、汚れて何と書いてあるかはわかりませんね。

平面図

門をくぐると目の前には何もない広場が広がっていました。

平面図で確認してみると、四隅が張り出した四角形をしていることがわかります。

中央の広場はもともと練兵場だったそう。

敷地内の様子

外に向けて張り出している四隅はこのような感じ。

大砲レプリカ

この四隅には、やや小ぶりで砲身の細い大砲のレプリカが設置されていました。

当時の要塞の様子を伺うことができます。

アームストロング砲

要塞の四隅ではなく、四角形の辺の部分には、イギリス製のアームストロング砲(もちろんレプリカ)が3門設置されていました。

四隅にある細身の大砲とは比にならないほど大きく、当時であればなおさら敵に対して威圧感を与えただろうなと思います。

ちなみに億載金城の設計はフランス人技師らしいですが、設置されたのはイギリス製の大砲というのはなぜなのでしょうね。

アームストロング砲と手

あまりに大きかったので、自分の手と比較した写真を撮ってみたのですが、よくわからないですね……。

敷地内の様子
敷地内の様子

アームストロング砲の前から入り口方向を撮った写真。

中央の練兵場は今では芝生になっていますが、かなり広いことがわかりますね。

兵舎と小型砲の弾薬庫跡地
兵舎と小型砲の弾薬庫跡地

ガラスで覆われているのはかつての兵舎と小型砲の弾薬庫跡地です。

億載金城のまとめ

アームストロング砲

かつて台南が台湾の中心地だった頃、その守りの要であった「億載金城」は、改修により当時の様子がうかがえるようになっており、歴史に関心がある人は楽しめでしょう。

ただし、絶景が望めたり、アトラクションがあるというわけではないので、過度の期待は禁物だなとも思いました。

個人的には迫力満点のアームストロング砲を間近で見ていただきたいですが、他の観光スポットと離れているため、時間の限られる方はスキップもありかもしれません。

億載金城のまとめ ※ボクの主観での評価です

  • ロケーション  市街地・他スポットから遠く、アクセスしづらい
  • 一人でも楽しめる?  静かな歴史スポットで、一人の方が落ち着いて見て回れる
  • 満足度  往時の様子を感じさせる城門&アームストロング砲
  • 日本語  受付の方は少し話せる&日本語パンフあり

億載金城の基本情報

住所708台南市安平區光州路3號
電話番号+886 6 295 1504
営業時間8:30〜17:30
入場料50元(約180円) ※5歳以下は無料

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