【岡山神社】平安時代創建の岡山市総鎮守に参拝|後楽園そばでアクセス良好&駐車場有!

岡山神社
モッシュ

2019年も終わりに近づく12月初旬、岡山県を一人旅してきました!

JR岡山駅直結のホテルグランヴィア岡山にチェックイン前ながら荷物を預け、岡山神社→後楽園→岡山城と、市内の主要観光地を半日かけて巡りました。

この記事では、岡山城の守護神として代々の藩主に崇敬され、今も岡山市の総鎮守として市民に親しまれている「岡山神社」に参拝した際の様子をご紹介します。

JR岡山駅から岡山神社へのアクセス、駐車場情報、岡山神社の歴史や岡山城との関係などもご紹介しますので、岡山観光の参考にしてもらえたら嬉しいです!

目次

岡山神社とは

岡山神社は、岡山県岡山市北区に鎮座する岡山市の総鎮守。

創建は貞観年間の860年とされており、主祭神は倭迹迹日百襲姫命(第七代孝霊天皇の皇女であり吉備津彦命の姉)です。

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副祭神としてあの桃太郎のモデルともされる吉備津彦命も祀られていますよ!

創建当初、現在は岡山城が建つ、岡山と呼ばれた丘の上(この丘は岡山県の名の由来でもあります)に鎮座していた岡山神社。

当時は「坂下(さかおり)の社」と呼ばれていましたが、天正元年(1573年)、岡山を支配することとなった宇喜多直家が岡山城を築くにあたり、現在の社地へ移されることとなりました。

直家の子・秀家が本殿を、その後の城主・小早川秀秋が拝殿ほかを造営し、江戸時代に藩主となった池田家からは城内鎮守として篤く崇敬されることに。

明治十五年(1882年)になって、現在の「岡山神社」に社号を改められました。

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意外と岡山神社歴は短いのですね!

昭和20年(1945年)6月29日、第二次世界大戦における岡山大空襲に遭い、隋神門と末社数社を残して焼失してしまいました。

終戦後、コンクリート造りで本殿、拝殿・幣殿が順番に再建され、平成元年(1989年)、社務所と参集所が再建されて現在の姿となっています。

戦前からある建物はごくわずかですが、今でも岡山市民に大切にされている由緒正しい神社です。

岡山神社へのアクセス

JR岡山駅から岡山神社までは徒歩約17分と、まあ歩けなくはない微妙な距離感……。

道順も単純なので、フットワークの軽い方は歩いて行くのもありかも。

ボクは岡山神社→後楽園→岡山城と順番に回るつもりだったので、体力温存を図るべく、岡山電気軌道(いわゆる路面電車)を利用しました。

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後楽園と岡山城を隈なく見て回るとかなり歩くことになるため、個人的には体力温存策は正解でした(笑)

岡山駅

岡山電気軌道はJR岡山駅東口ロータリーから出ており、乗ってみた感じは電車とバスの折衷のようでしたが、旅行風情があって観光目的にはおすすめ!

一方で、徒歩と所要時間はほぼ変わらないか、待ち時間次第ではむしろ時間がかかる(15分前後)ことから、時間効率重視の方には向かないかもしれませんね。

岡山神社

岡山電気軌道を利用した場合、岡山神社までは城下駅で下車して徒歩約3分です。

岡山神社は参拝者用駐車場有り

岡山神社

岡山神社には参拝者のために駐車場が用意されています。

スペースは全部で50台あり、あくまで参拝者用ではありますが、神社外へ用がある方も有料であれば停めることができるよう。

ただし、岡山神社からすぐ近くの後楽園や岡山城には観光客用の駐車場がありますし、参拝以外の目的での駐車は遠慮した方が良いかもしれませんね。

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駐車場の入り口は正面ではなく、脇を流れる旭川沿いの東側入口になるのでご注意ください。

岡山市総鎮守に参拝!

岡山神社 鳥居

岡山神社の鳥居は道路に面して建っています。

この石鳥居は遷宮当時からあるものではなく、第二次世界大戦による戦災の後に再建されたもの。

岡山神社 隋神門

鳥居をくぐってすぐにあるのが岡山神社の隋神門で、末社を除けば唯一岡山空襲による焼失を免れた貴重な建物でもあるのだとか。

江戸時代の1745年、池田継政によって造営されたとされ、この当時の標準的な建築様式が採用されています。

岡山神社 手水舎

隋神門をくぐるとすぐ右手に手水舎がありますので、まずはこちらで手を清めましょう!

岡山神社 拝殿

正面には昭和50年(1975年)、コンクリート造りで再建された拝殿があります。

戦災で創建当時の姿が見られないのは本当に残念ですが、それでもこれだけ立派な社殿が再建されたあたり、岡山市民が岡山神社に寄せる想いが感じられますね。

ボクは早朝に参拝したため、拝殿すぐ左手の社務所もまだ閉まっていたものの、縁の深い岡山神社をあしらったオリジナル御朱印帳などもご用意されているそう。

モッシュ

興味のある方は日中に訪れるのがよさそうですね!

岡山神社 末社

岡山神社の拝殿右手を抜けていくと、学問の神様を祀る天満宮や、商売の神様を祀る稲荷社などの末社がありますので、こちらにも合わせて参拝するのがおすすめ。

岡山神社の中でも奥まった場所になりますので、とても静かな空間で、落ち着いて参拝することができます。

岡山神社 末社

こちらの清光稲荷・日吉神社は、稲荷神社ということで、狛犬ならぬ狛狐が両脇を固めています。

参拝の後は後楽園&岡山城へ!

岡山城
朝焼けに照らされる岡山城
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岡山観光と言えば、県のシンボルである岡山城と日本三名園の後楽園は外せませんよね!

岡山神社は先に述べた通り、元々は岡山城が建っている場所に七百年余り鎮座していました。

岡山城の築城に伴って現在の場所に遷座されましたが、それと同時に岡山城の守護神ともなったため、当然ながら岡山城とは目と鼻の先ほどの距離しか離れていません。

上の写真は、岡山神社の脇を流れる岡山三大河川のひとつ、旭川の土手から岡山城を撮影したもの。

岡山城も旭川をお堀にした形で建てられているので、このまま土手沿いを歩いて行けば岡山城に到着!

ちなみに後楽園は、岡山神社と岡山城に挟まれるかたちで旭川の中洲に造営されているので、岡山城とセットで観光するのが定番ルートですね。

どちらもその敷地は広大で、見どころも盛りだくさんなため、どちらも観光するのであれば所要時間は3〜4時間程度は見ておくのがおすすめです。

岡山神社のまとめ

岡山神社

岡山神社は、かつて岡山城がある場所に鎮座していた神社であり、代々の岡山藩主にも崇敬されてきた岡山市の総鎮守。

空襲による被害に遭い、社殿の大部分が焼失してしまいましたが、今ではコンクリート造りながら本殿や拝殿といった主だった社殿は再建されました。

長く岡山を見守ってきた歴史ある神社ですので、徒歩圏内にある岡山城と後楽園を訪れる際には、こちらにも参拝するのがおすすめです!

岡山神社のまとめ ボクの主観での評価です

  • ロケーション  参拝後に後楽園・岡山城と巡るのがおすすめ!
  • 一人でも楽しめる?  観光地化しておらず、落ち着いて参拝できる
  • 満足度  市民に今も崇敬される、由緒ある神社なので足を運んでおきたい

桃太郎ゆかりの岡山の神社はこちら↓↓↓

岡山神社

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