台湾東部の街「花蓮(hualien)」は、自然豊かで風光明媚なスポットの多い人気観光地です。
台北からは台湾鉄道を使えば乗り換えもなく、アクセスが良いので、近年日本でも話題になることが多いですね。
気をつけておきたいのが、台湾鉄道「花蓮駅」とホテルが多く立地する繁華街はかなり距離が離れていること。
「花蓮に到着したらホテルに荷物を預けてから観光に!」と思うと、一度繁華街まで出てホテルで荷物を預け、再び多くのバスが発着する花蓮駅まで戻ってくることになりかねません。
花蓮駅にはコインロッカーが設置されており、使い方は少し癖がありますが、サイズ、数とも充実しています。
コインロッカーを上手く活用できると、時間のロス無く花蓮観光を満喫できると思います!
というわけで、今回は花蓮駅のコインロッカーの場所や使い方をご紹介していきます。
花蓮駅のコインロッカーへのアクセス
台湾鉄道「花蓮駅」のコインロッカーは改札外にあるので、まずは上の写真の通り改札を出ましょう。
改札口は一つしかないため、迷う心配はないかと思います。
上の写真の通り、すでにコインロッカーの場所については案内板が出ています。
案内板に大きく書かれている「售票處」は繁体中国語で「きっぷうりば」という意味ですが、その下にコインロッカーのアイコンもちゃっかり描かれています。
というわけで、改札を出たらすぐ左に曲がります。
上の写真で左端に写っているスターバックスの方向へ直進です!
花蓮駅はそれほど複雑な構造ではなく、左に曲がればきっぷうりばやコインロッカー、飲食店にコンビニ(ファミリーマート)などがあります。
反対に右側へ行くとタクシー乗り場や観光案内所がありますね。
ちなみにトイレは左右どちらにもありますが、右に曲がる方が少し近くて場所もわかりやすいと思います。
スターバックスの目の前まで来ると、「儲物箱」=「コインロッカー」の案内板が現れます。
こんな感じで少し薄暗いですが、奥は駐輪場とも繋がっており、人通りは少なくないのでご安心ください。
上の写真突き当たりのガラス扉手前にコインロッカーがあります。
こちらが花蓮駅のコインロッカー。
柱の向こう側にもロッカーはあるので、連休などでなければ空いているロッカーを見つけられるはず。
案内板とコインロッカーの漢字が違うのが気になる……(笑)
花蓮駅のコインロッカー利用方法
それではさっそくコインロッカーを使っていきたいと思います。
花蓮駅のコインロッカーは物理的な鍵はなく、上のような機械を使って開閉操作をする必要があります。
表示できる言語は中国語と英語しかありませんでしたが、さほど難しくはないのでご安心を。
ディスプレイにタッチすると「寄物」=「預け入れ」と「取物」=「取り出し」の二択が表示されるので、まずは寄物を選択しましょう。
こういう時、日本人は漢字が読めるのでなんとなく理解できてしまいますよね。
次に使用するロッカーの番号を選びます。
表示されている番号はロッカーの扉に記載された番号と一致するので、間違えないように選択しましょう。
緑色のロッカーが今空いているという意味ですね。
ロッカーを選択したら次はお支払い。
料金は3時間単位で大きいサイズは60元(約240円)、小さいサイズは30元(約120円)です。
ここでは最初の3時間分だけ支払い、取り出しの際に超過分を支払うことになります。
超過が3時間未満でも3時間分の料金を取られてしまうので注意しましょう。
なお、支払いは現金(小銭 or 100元札)が基本になると思いますが、両替機は周囲に見当たりませんでした。
近くのファミリーマートで飲み物を買うなどして、あらかじめ小銭を用意しておくと良いですね。
写真は撮り忘れてしまいましたが、支払いが済んだら次は6桁の数字からなるパスワードを設定します。
これが鍵の代わりになり、ロッカーを開ける際に必要になるので、くれぐれも設定したパスワードを忘れないようにしてください。
また、パスワード設定後に扉を閉めるとすぐロックがかかってしまうため、あらかじめ荷物を入れてから操作する方が安心かもしれません。(操作中に他の人にロッカーを使われることを避けることにもなります)
荷物の取り出しも簡単!
次に荷物の取り出し方をご紹介します。
先ほどの預け入れ時とは反対に、「取物」を選択します。
開けたいロッカーを選択する画面が表示されたら、自分が使っているロッカーの番号をタッチ。
また撮り忘れてしまいましたが、パスワード入力画面になりますので、預け入れ時に設定した6桁のパスワードを入力します。
最後に、すでに支払った最初の3時間分を超過していれば、追加料金の支払いを行います。
ボクの場合、約5時間の利用でしたが、しっかり6時間分の料金を取られました。
料金計算は3時間単位になるため、まだ時間が余っているようなら、駅周辺で先に食事を済ませるなどしても良いかもしれません。
支払いが完了するとロッカーが開くので、荷物を取り出しましょう。
セキュリティが心配なら行李房を使おう!
「外国でコインロッカーを使うのはセキュリティが心配……」と思う方は、花蓮駅にある有人のバゲージルーム「行李房」を使いましょう。
個人的には台湾は治安が良いので、盗難のリスクはほとんど無いとは思っています。
行李房の場所はコインロッカーとはちょうど反対。
改札を出て右にまっすぐ進みましょう。
突き当たりはタクシー乗り場ですが、その少し手前に行李房があります。
この時は早朝だったのでまだ開いていませんでしたが、8:00〜20:00の営業時間内であれば、駅員さんが荷物を預かってくれますよ。
コインロッカーに入らない大型の荷物も預かってくれます。
料金は以下の通りです。
荷物のサイズ(縦+横+高さの合計) | 料金 |
---|---|
小(合計100cm以下) | 30元(約120円) |
中(100cm〜150cm) | 50元(約200円) |
大(合計151cm以上) | 70元(約280円) |
コインロッカーよりは若干高いものの、それでも良心的な価格設定で気軽に利用できますね。
24時間利用できるコインロッカーと違い、早朝や夜遅くは営業していないので注意しましょう!
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