【立待岬】函館の津軽海峡を望む絶景夕日スポット!読み方と由来も紹介|函館駅からのアクセス&注意点

立待岬

立待岬とは、北海道函館市にある津軽海峡に面した岬のこと。

夜になると津軽海峡で行われているイカ釣り漁船の漁火を見ることもできる、函館の穴場絶景スポットです!

モッシュ

函館山からの夜景が有名な函館ですが、立待岬の沈みゆく夕陽も素晴らしい景色でした!

今回は函館駅前から市電を使って行ってきましたので、アクセス方法や現地の様子、訪れる際の注意点などをご紹介していきたいと思います。

目次

立待岬(たちまちみさき)とは

立待岬

立待岬(たちまちみさき)は函館山南東に突き出している岬で、青森県と北海道を隔てる津軽海峡に面している絶景スポット。

立待岬は海抜30メートルの断崖絶壁となっており、振り返れば大森浜から湯の川温泉へと延びる海岸線を眺めることができます。

モッシュ

天気が良ければ、津軽海峡の反対側に位置する青森県の下北半島が見えることも。

ちなみに「立待」という言葉の由来には諸説あるようですが、北海道の先住民族アイヌの言葉である「ピウス(岩の上で魚を待ち伏せして、ヤスで獲る場所)」を意訳したとされています。

森昌子さんの名曲「立待岬」

立待岬は、森昌子さんの楽曲の舞台としても取り上げられています。

その名も「立待岬」というタイトルで、森さんは1982年に発売されたこの曲で紅白歌合戦にも出場されています。

興味がある方はCDが現在でも入手可能なのでチェックしてみてください。

立待岬へのアクセス

立待岬は津軽海峡を望む絶景が知られていますが、実は市街地からも近い観光スポット。

上の地図を見ると海のど真ん中に突き出ているのに、JR函館駅前からは約4kmしか離れていません。

立待岬へのアクセスには車を使うか、最寄りの市電停留所から徒歩のどちらかになります。

車でのアクセス

立待岬の手前には40台まで停めることができる駐車場があり、駐車料金は不要です。

モッシュ

函館は坂道の多い街なので、車を使用できる方はそちらがおすすめ。

JR函館駅前からだと、所要時間はおおよそ15分程度。

時期によっては混雑する場合もあるとはいえ、30分も見積もれば十分でしょう。

ただし、立待岬に通じる道は一方通行となっています。

行きと帰りで違う道を通ることになりますので、間違いのないように気をつけましょうね。(行きは石川啄木一族の墓の脇を抜ける道です)

徒歩でのアクセス

徒歩で立待岬を訪れる場合、最寄りの停留所・谷地頭駅まで函館市電を利用しましょう。

函館市電は市街の主要エリアを網羅しているので、どこからでもアクセスしやすいと思います。

函館市電の利用は初めてだと難しく感じるかもしれませんが、一般的なバスと似ていてとてもシンプルです。

モッシュ

心配な方は以下の記事を参考にしてみてください。

函館市電の乗り方が不安な方はこちらのまとめ記事をチェック!↓↓↓

谷地頭駅

谷地頭駅から立待岬まで真っ直ぐ向かうと、徒歩で約15分。

坂道が多いものの、散策がてらに歩いていっても無理のない道のりです。

ただし、ボクは上のマップ通りではなく、函館八幡宮 → 碧血碑 → 立待岬の順に巡ったため、おおよそ30分程度歩くことになりました。

車だと立待岬からの帰り道にあたるルートですね。

函館八幡宮、函館戦争の慰霊碑である碧血碑も一見の価値あるスポットなので、時間のある方は回り道もおすすめです!

こちらのルートだと立待岬へ向かう手前にある、明治時代の著名な詩人・石川啄木の一族の墓は通らないことになります。

いざ、立待岬の絶景へ

立待岬

こちらが立待岬です!

ちょうど夕日が沈む直前に着いたので、水平線が赤く染まった美しい光景。

この方角は箱館山方面なので、奥に見えているのは北海道の一部、木古内のあたりでしょうか。

立待岬

岬の先端まで行くと、対岸にはうっすらと津軽海峡越しの青森県が見えます。

上の写真で見えているのはマグロ漁で有名な大間のあたりだとか。

モッシュ

近くにいたガイドさんが仰っていました!

立待岬

さらに先の、一番海に突き出たところまで行くと、左側には湯の川温泉のあたりがよく見えました。

立待岬

いくつかベンチも置かれていたので、座って一休み。

いつまででも見ていられそうな景色でした。

立待岬

岸壁に生い茂るすすきが何とも映える光景です……。

唯一の売店「はまなす」

「はまなす」は立待岬にある唯一の売店です。

焼きとうもろこしやホタテ串焼き、つぶ貝などを提供しています。

モッシュ

岬の駐車場脇で営業しているので、あたり一面に串焼きの香ばしい匂いが漂っていました(笑)

ちなみに店名の「はまなす」は北海道でよく見られるバラ科の花のこと。

今回は季節ではなかったのですが、立待岬でも6月終わり頃から見られるそうです。

立待岬を訪れる際の注意点

立待岬は函館市街地からもそれほど遠くなく、気軽に訪れることのできる絶景スポットとして、函館の人気観光地になっています。

とはいえ、海に突き出た岬なわけで、訪れるにしても最低限気をつけるべきことをまとめてみました。

風が強いのでしっかり防寒を!

まず、立待岬はとても風が強い場所です。

三方を海に囲まれた岬なので遮るものもなく、津軽海峡に吹く風にさらされることになります。

ボクが訪れたのは10月中旬でしたが、シャツにジャケットでは寒く感じましたし、他の観光客の中にはマフラーをしている方もいらっしゃいました。

立待岬を訪れるのであれば、函館市街にいるときプラスαの防寒対策があると安心です。

夜間・冬季は通行制限される場合も

立待岬は海に突き出た断崖絶壁ということもあり、夜間や冬季は通行が制限されていることがあります。

特に例年11月〜3月頃は路面凍結の恐れがあるため、車両通行止めとされることが多いです。

立待岬を訪れる際には、函館市HPで最新情報を確認するようにしましょう。

立待岬のまとめ

立待岬

立待岬は市街地から手軽にアクセスできる絶景スポット!

それほど混雑もしておらず、交通費しかかからないのも嬉しいところですね。

もし立待岬に行けるのであれば、ハマナスの咲く6月下旬〜7月下旬頃か、ススキが風情を感じさせる秋が個人的にはおすすめです。

立待岬のまとめ ※ボクの主観での評価です

  • ロケーション  市街地からはやや遠いが、市電+徒歩でも行ける
  • 一人でも楽しめる?  一人旅らしき人もよく見かけた
  • 満足度  無料かつアクセスも難しくない絶景スポット!

効率よく函館観光を楽しむなら

なみに、立待岬は函館の主要観光スポットとは少し距離があり、個人で行こうと思うと時間のロスが気になったのも事実。

ですが、そんな立待岬も含めた函館の主要観光スポットをまとめて巡ることができるツアーもあるようです。

その中でも、世界中のツアー・アクティビティを扱う「VELTRA」のバスツアーは立待岬も巡ることができ、一人参加もOK、口コミ評点も高いのでおすすめ!

立待岬

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